黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳歴代史上第27章

◆軍隊の組織

27章1節 イスラエルの子らの数は次のとおりである。家系の長、千人隊と百人隊の長、役人たちは、王に仕えて、一年中どの月も、月ごとに交替する各組のあらゆる事柄に当たった。一組に二万四千人いた。

27章2節 第一の月を担当する第一の組を率いるのは、ザブディエルの子ヤショブアムであった。その組に二万四千人いた。

27章3節 彼はペレツの子らの一人で、第一の月にかかわる全将軍の頭であった。

27章4節 第二の月を担当する組を率いるのはアホアの人ドダイであった。その組と共に指導者ミクロトもいた。その組に二万四千人いた。

27章5節 第三の月を担当する第三の将軍は祭司長ヨヤダの子ベナヤ。その組に二万四千人いた。

27章6節 このベナヤは三十人隊の勇士であり、その三十人隊と自分の組を率いた。アミザバドがその息子であった。

27章7節 第四の月を担当する第四の将軍はヨアブの兄弟アサエルとその跡を継いだ子のゼバドヤであった。その組に二万四千人いた。

27章8節 第五の月を担当する第五の将軍はイズラ人将軍シャムフト。その組に二万四千人いた。

27章9節 第六の月を担当する第六の将軍はテコア人イケシュの子イラ。その組に二万四千人いた。

27章10節 第七の月を担当する第七の将軍はエフライムの子らの一人ペロニ人ヘレツ。その組に二万四千人いた。

27章11節 第八の月を担当する第八の将軍はゼラの一族のフシャ人シベカイ。その組に二万四千人いた。

27章12節 第九の月を担当する第九の将軍はベニヤミンの一族のアナトト人アビエゼル。その組に二万四千人いた。

27章13節 第十の月を担当する第十の将軍はゼラの一族のネトファ人マフライ。その組に二万四千人いた。

27章14節 第十一の月を担当する第十一の将軍はエフライムの子らの一人ピルアトン人ベナヤ。その組に二万四千人いた。

27章15節 第十二の月を担当する第十二の将軍はオトニエルの者ネトファ人ヘルダイ。その組に二万四千人いた。

27章16節 イスラエルの各部族を率いた者。ルベン族ではジクリの子エリエゼルが指導者、シメオン族ではマアカの子シェファトヤ。

27章17節 レビ族ではケムエルの子ハシャブヤ。アロンの一族ではツァドク。

27章18節 ユダではダビデの兄弟の一人エリフ。イサカルではミカエルの子オムリ。

27章19節 ゼブルンではオバドヤの子イシュマヤ。ナフタリ族ではアズリエルの子エリモト。

27章20節 エフライムの子らではアザズヤの子ホシェア。マナセの半部族ではペダヤの子ヨエル。

27章21節 ギレアドにおけるマナセの半部族ではゼカルヤの子イド。ベニヤミンではアブネルの子ヤアシエル。

27章22節 ダンではエロハムの子アザルエル。以上がイスラエル各部族の長であった。

27章23節 ダビデは二十歳以下の者を人口に加えなかったが、それは主がイスラエルを空の星のように数多くすると約束されたからである。

27章24節 ツェルヤの子ヨアブはその数を数え始めたが、数えきることはできず、数え始めたために御怒りがイスラエルに臨み、その数は、『ダビデ王の年代記』の記録に載せられなかった。

◆王室財産の管理

27章25節 王の貯蔵庫の責任はアディエルの子アズマベトが負った。畑、町、村、塔にある貯蔵庫の責任はウジヤの子ヨナタンが負った。

27章26節 農耕作業に従事する者の責任はケルブの子エズリが負った。

27章27節 ぶどう畑の責任はラマ人シムイ。ぶどう畑でぶどう酒の貯蔵に従事する者の責任はシフミ人ザブディ。

27章28節 シェフェラのオリーブといちじく桑の責任はゲデル人バアル・ハナン。オリーブ油の貯蔵の責任はヨアシュ。

27章29節 シャロンで飼育される牛の責任はシャロン人シトライ。平野の牛の責任はアドライの子シャファト。

27章30節 らくだの責任はイシュマエル人オビル。雌ろばの責任はメロノト人イエフデヤ。

27章31節 羊の群れの責任はハガル人ヤジズ。以上のすべてが、ダビデ王の財産の責任を負った長官であった。

27章32節 ダビデの伯父ヨナタンは顧問となった。彼は英知の人で、書記官として勤めた。ハクモニの子エヒエルは王子の養育係りとなった。

27章33節 アヒトフェルも王の顧問、アルキ人フシャイは王の友人であった。

27章34節 アヒトフェルの跡を継いだのはベナヤの子ヨヤダとアビアタルであった。王の軍の司令官はヨアブであった。


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