黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳歴代史上第4章

◆ユダの子孫――もう一つのリスト

4章1節 ユダの子は、ペレツ、ヘツロン、カルミ、フル、ショバル。

4章2節 ショバルの子レアヤにはヤハトが生まれ、ヤハトにはアフマイとラハドが生まれた。彼らがツォルアの氏族である。

4章3節 エタムの父の子は、イズレエル、イシュマ、イドバシュ、彼らの姉妹の名はハツレルポニ。

4章4節 ペヌエルはゲドルの父、エゼルはフシャの父である。彼らはベツレヘムの父、エフラタの長男フルの子である。

4章5節 テコアの父アシュフルには、ヘルアとナアラという二人の妻がいた。

4章6節 ナアラはアフザム、ヘフェル、テメニの人々とアハシュタリの人々を産んだ。彼らはナアラの子である。

4章7節 ヘルアの子はツェレト、ツォハル、エトナン。

4章8節 コツにはアヌブ、ツォベバ、またハルムの子アハルヘルの氏族が生まれた。

4章9節 ヤベツは兄弟たちの中で最も尊敬されていた。母は、「わたしは苦しんで産んだから」と言って、彼の名をヤベツと呼んだ。

4章10節 またヤベツがイスラエルの神に、「どうかわたしを祝福して、わたしの領土を広げ、御手がわたしと共にあって災いからわたしを守り、苦しみを遠ざけてください」と祈ると、神はこの求めを聞き入れられた。

4章11節 シュハの兄弟ケルブにはメヒルが生まれた。メヒルはエシュトンの父である。

4章12節 エシュトンにはベト・ラファ、パセア、またイル・ナハシュの父テヒナが生まれた。彼らはレカの人々である。

4章13節 ケナズの子は、オトニエル、セラヤ。オトニエルの子はハタト、メオノタイ、

4章14節 メオノタイにはオフラが生まれた。セラヤにはヨアブが生まれた。ヨアブはゲ・ハラシム(職人の谷)の父である。彼らが職人であったからである。

4章15節 エフネの子カレブの子はイル、エラ、ナアム。エラの子はケナズ。

4章16節 エハレルエルの子は、ジフ、ジファ、ティルヤ、アサルエル。

4章17節 -18節エズラの子は、イエテル、メレド、エフェル、ヤロン。メレドがめとったファラオの娘ビトヤの子は次のとおりである。彼女はミルヤム、シャマイ、またエシュテモアの父イシュバを身ごもった。メレドのユダ人の妻は、ゲドルの父イエレド、ソコの父ヘベル、ザノアの父エクティエルを産んだ。

4章19節 ホディヤの妻は、ガルミの人ケイラの父と、マアカの人エシュテモアを産んだ。彼女はナハムの姉妹である。

4章20節 シモンの子は、アムノン、リンナ、ベン・ハナン、ティロン。イシュイの子は、ゾヘト、このゾヘトにも子があった。

4章21節 ユダの子シェラの子孫は、レカの父エル、マレシャの父ラダ、ベト・アシュベアで亜麻布の仕事をする家の氏族、

4章22節 更にヨキムとコゼバの住民、またヨアシュとサラフである。この二人はモアブで支配力を持っていたが、レヘムに戻って来た。これは古い言い伝えによる。

4章23節 彼らは焼き物師で、ネタイムとゲデラに住み、そこで王の近くにとどまって王の仕事に従事した。

4章24節 シメオンの子は、ネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラ、シャウル。

4章25節 シャウルの子孫は、息子がシャルム、孫がミブサム、更にミシュマと続く。

4章26節 ミシュマの子孫は、息子がハムエル、孫がザクル、更にシムイと続く。

4章27節 シムイには息子が十六人、娘が六人いたが、兄弟たちの子は多くなかったので、これらの氏族はどれもユダの子孫ほど大きなものにはならなかった。

4章28節 彼らが住んだのは、ベエル・シェバ、モラダ、ハツァル・シュアル、

4章29節 ビルハ、エツェム、トラド、

4章30節 ベトエル、ホルマ、ツィクラグ、

4章31節 ベト・マルカボト、ハツァル・スシム、ベト・ビルイ、シャアライムであった。これらは、ダビデが王となるまで彼らの町であった。

4章32節 また、彼らの村もあった。エタム、アイン、リモン、トケン、アシャンの五つの町と、

4章33節 バアルに至るまでの、これらの町を取り巻くすべての村もそうである。以上が、彼らの居住地であり、その家系を登録したものである。

4章34節 メショバブ、ヤムレク、アマツヤの子ヨシャ、

4章35節 ヨエル、イエフ、その父はヨシブヤ、祖父はセラヤ、更にアシエルとさかのぼる。

4章36節 またエルヨエナイ、ヤアコバ、エショハヤ、アサヤ、アディエル、エシミエル、ベナヤ、

4章37節 ジザ、その父はシフイ、祖父はアロン、更にエダヤ、シムリ、シェマヤとさかのぼる。

4章38節 ここに名を挙げられた人々は、それぞれの氏族の中の首長であり、彼らの家系は非常に大きくなった。

4章39節 彼らは羊の群れのために牧草地を求めて、ゲドルの入り口に、また谷の東にまで来た。

4章40節 彼らは豊かで良い牧草地を見つけた。その土地は広く、平穏で、ハム族がその土地の先住民であった。

4章41節 ここに名を記した人々は、ユダの王ヒゼキヤの時代にそこに来て、彼らの天幕とそこに居たメウニム人を撃って滅ぼし尽くし、今日に至っている。そこには羊の群れのための牧草地があったので、彼らは代わってそこに住んだ。

4章42節 シメオンの子孫のうち五百人はセイルの山に向かった。イシュイの子らのペラトヤ、ネアルヤ、レファヤ、ウジエルがその頭であった。

4章43節 彼らは、逃れて生き残っていたアマレク人を打ち殺し、そこに住んで今日に至っている。


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