黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳ネヘミア記第11章

◆エルサレムおよび他の町と村に住んだ人々

11章1節 民の長たちはエルサレムに住んでいた。ほかの民はくじを引き、十人のうち一人が聖なる都エルサレムに来て住み、残りの九人が他の町々にとどまるようにした。

11章2節 民は、進んでエルサレムに住むすべての人々を祝福した。

11章3節 この州の頭たちでエルサレムに住んだ者は次のとおりである。ユダの町々にはイスラエルの人々、祭司、レビ人、神殿の使用人、ソロモンの使用人の一族が、それぞれ自分の町に所有地を持って住み、

11章4節 -5節エルサレムにはユダの一族とベニヤミンの一族の者が住んだ。ユダの一族ではアタヤとマアセヤ。アタヤの父はウジヤ、祖父はゼカルヤ、更にアマルヤ、シェファトヤ、ペレツの子らの一人マハラルエルとさかのぼる。マアセヤの父はバルク、祖父はコル・ホゼ、更にハザヤ、アダヤ、ヨヤリブ、シロ出身者の子ゼカルヤとさかのぼる。

11章6節 エルサレムに住んだペレツの一族は合計四百六十八人で、勇敢な人物であった。

11章7節 ベニヤミンの一族では、次の者がいた。まずサル。彼の父はメシュラム、祖父はヨエド、更にペダヤ、コラヤ、マアセヤ、イティエル、エシャヤとさかのぼる。

11章8節 次に、ガバイとサライら九百二十八人。

11章9節 ジクリの子ヨエルが彼らの監督であり、セヌアの子ユダが町の次官であった。

11章10節 祭司では、ヨヤリブの子エダヤ、ヤキン、

11章11節 神殿の主管セラヤ。セラヤの父はヒルキヤ、祖父はメシュラム、更にツァドク、メラヨト、アヒトブとさかのぼる。

11章12節 -13節それに彼らの仲間で神殿の務めに携わる者八百二十二人、アダヤとその仲間で家長である者二百四十二人がいた。アダヤの父はエロハム、祖父はペラルヤ、更にアムツィ、ゼカルヤ、パシュフル、マルキヤとさかのぼる。それにアマシュサイがいた。アマシュサイの父はアザルエル、祖父はアフザイ、更にメシレモト、イメルとさかのぼる。

11章14節 彼らの仲間で勇敢な人物百二十八人もいた。ハゲドリムの子ザブディエルが彼らの監督であった。

11章15節 レビ人では、シェマヤ。彼の父はハシュブ、祖父はアズリカム、更にハシャブヤ、ブンニとさかのぼる。

11章16節 また、レビ人の頭で神殿の外部の務めに就いていたシャベタイとヨザバド、

11章17節 祈りにおける賛歌の先唱者マタンヤ。彼の父はミカ、祖父はザブディ、更にアサフとさかのぼる。そのほかに仲間の副主任バクブクヤ、そしてアブダ。彼の父はシャムア、祖父はガラル、更にエドトンと続く。

11章18節 聖なる町にいるレビ人の合計は二百八十四人であった。

11章19節 門衛では、アクブ、タルモンおよび門を警備する彼らの仲間百七十二人。

11章20節 他のイスラエルの人々、祭司、レビ人は、ユダのすべての町で、それぞれ自分の嗣業をもって住んだ。

11章21節 神殿の使用人はオフェルに住み、ツィハとギシュパが彼らの上役であった。

11章22節 エルサレムのレビ人の監督はウジであった。彼の父はバニ、祖父はハシャブヤ、更にマタンヤ、ミカとさかのぼる。彼は神殿の務めにおいて詠唱者の役を担うアサフの子らの一人であった。

11章23節 詠唱者に対しては王の命令があって、日ごとに果たすべきことが定められていた。

11章24節 ペタフヤが、民に関するあらゆる事柄について王を助ける役に就いていた。彼の父はメシェザブエル、メシェザブエルはユダの子であるゼラの子らの一人であった。

11章25節 村々とその耕地については、ユダの一族が住んだのは、キルヤト・アルバとその周辺の村落、ディボンとその周辺の村落、エカブツェエルとその村々、

11章26節 イエシュア、モラダ、ベト・ペレト、

11章27節 ハツァル・シュアル、ベエル・シェバとその周辺の村落、

11章28節 ツィクラグ、メコナとその周辺の村落、

11章29節 エン・リモン、ツォルア、ヤルムト、

11章30節 ザノアとアドラムおよびそれらの村々、ラキシュとその耕地、アゼカとその周辺の村落である。彼らはベエル・シェバからヒノムの谷までの地に定住した。

11章31節 ベニヤミンの一族が住んだのは、ゲバ、ミクマス、アヤ、ベテルとその周辺の村落、

11章32節 アナトト、ノブ、アナネヤ、

11章33節 ハツォル、ラマ、ギタイム、

11章34節 ハディド、ツェボイム、ネバラト、

11章35節 ロド、オノ、ハラシムの谷である。

11章36節 レビ人のうち、ユダにいたある部分は、ベニヤミンに移った。


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