黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳申命記第25章

◆鞭打ち

25章1節 二人の間に争いが生じ、彼らが法廷に出頭するならば、正しい者を無罪とし、悪い者を有罪とする判決が下されねばならない。

25章2節 もし有罪の者が鞭打ちの刑に定められる場合、裁判人は彼をうつ伏せにし、自分の前で罪状に応じた数だけ打たせねばならない。

25章3節 四十回までは打ってもよいが、それ以上はいけない。それ以上鞭打たれて、同胞があなたの前で卑しめられないためである。

◆脱穀する牛の保護

25章4節 脱穀している牛に口籠を掛けてはならない。

◆家名の存続

25章5節 兄弟が共に暮らしていて、そのうちの一人が子供を残さずに死んだならば、死んだ者の妻は家族以外の他の者に嫁いではならない。亡夫の兄弟が彼女のところに入り、めとって妻として、兄弟の義務を果たし、

25章6節 彼女の産んだ長子に死んだ兄弟の名を継がせ、その名がイスラエルの中から絶えないようにしなければならない。

25章7節 もし、その人が義理の姉妹をめとろうとしない場合、彼女は町の門に行って長老たちに訴えて、こう言うべきである。「わたしの義理の兄弟は、その兄弟の名をイスラエルの中に残すのを拒んで、わたしのために兄弟の義務を果たそうとしません。」

25章8節 町の長老たちは彼を呼び出して、説得しなければならない。もし彼が、「わたしは彼女をめとりたくない」と言い張るならば、

25章9節 義理の姉妹は、長老たちの前で彼に近づいて、彼の靴をその足から脱がせ、その顔に唾を吐き、彼に答えて、「自分の兄弟の家を興さない者はこのようにされる」と言うべきである。

25章10節 彼はイスラエルの間で、「靴を脱がされた者の家」と呼ばれるであろう。

◆組み打ちの場合

25章11節 二人の男が互いに相争っているとき、一方の妻が近づき、夫が打たれるのを救おうとして、手を伸ばし、相手の急所をつかんだならば、

25章12節 その手は切り落とされねばならない。憐れみをかけてはならない。

◆正しい秤

25章13節 あなたは袋に大小二つの重りを入れておいてはならない。

25章14節 あなたの家に大小二つの升を置いてはならない。

25章15節 あなたが全く正確な重りと全く正確な升を使うならば、あなたの神、主が与えられる土地で長く生きることができるが、

25章16節 このようなことをし、不正を行う者をすべて、あなたの神、主はいとわれる。

◆アマレクを滅せ

25章17節 あなたたちがエジプトを出たとき、旅路でアマレクがしたことを思い起こしなさい。

25章18節 彼は道であなたと出会い、あなたが疲れきっているとき、あなたのしんがりにいた落伍者をすべて攻め滅ぼし、神を畏れることがなかった。

25章19節 あなたの神、主があなたに嗣業の土地として得させるために与えられる土地で、あなたの神、主が周囲のすべての敵からあなたを守って安らぎを与えられるとき、忘れずに、アマレクの記憶を天の下からぬぐい去らねばならない。


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