黒崎幸吉著 旧約聖書略註 Web版 詩篇





詩篇 第94篇

関根訳悪人の存在


イスラエルを責めこれを苦しめつゝエホバを無視している敵に対して神の復讐を祈願し、これを疑う不信の者に対する訓戒を与え(1−10)、エホバの鞭を受くることの幸福とエホバの愛護の到らざるなきこととを示し(11−19)不義を行う者は遂に神これを滅ぼし給うことを断言して本篇を結ぶ(20−23)。この仇は何者なるかは本篇の内容よりはこれを知ることができず、従ってこの詩の時代を知り得ないけれども俘囚時代のものと見るよりも、帰還後のものと見る方が適当であろう。何故に神政詩集の中に入れられたかも明かではない、あるいは用語の類似より礼拝用の便宜上ここに入れられたと見る説と、内容上エホバの統治の思想を含む故であると見る説がある。


〔1〕エホバは必ず讐を復い給う(1−10)
*94篇1節復讐(ふくしう)(エル)エホバよ、復讐(ふくしう)(エル)よ、》【エホバよ仇をかへすは汝にあり神よ仇を報すは汝にあり】ねがはくは(ひかり)をはなちてわれらのためにその仇をかえしたまへ。

文語訳94篇1節 ヱホバよ(あた)をかへすは(なんぢ)にあり(かみ)よあたを(かへ)すはなんぢにあり ねがはくは(ひかり)をはなちたまヘ
口語訳94篇1節 あだを報いられる神、主よ、あだを報いられる神よ、光を放ってください。
関根訳94篇1節 仇を返される神、ヤヴェよ、仇を返される神よ、光を放ち給え。
新共同94篇1節 主よ、報復の神として 報復の神として顕現し


補註
本節は私訳の如く訳す方が原文に近し、表顕はやや生硬の嫌あれど。


94篇2節義しき審判を以て()をさばきたまふものよ、(ねが)はくは()ちて我らに仇して(たか)ぶる(もの)にその当然にうくべき(むくい)をなしたまへ。これを何時までも棄ておき給うなかれ。

文語訳94篇2節 ()をさばきたまふものよ(ねが)はくは()ちてたかぶる(もの)にそのうくべき(むくい)をなしたまへ
口語訳94篇2節 地をさばかれる者よ、立って高ぶる者にその受くべき罰をお与えください。
関根訳94篇2節 地を裁かれる者よ、立ち上がって高ぶる者に報いて下さい。
新共同94篇2節 全地の裁き手として立ち上がり 誇る者を罰してください。


*94篇3節エホバよ、()しきもの幾何(いくそ)のときを()んとするや、あしきものその悪の審かるることなきまゝに勝誇(かちほこ)りていくそのとしを()るや。

文語訳94篇3節 ヱホバよ()しきもの幾何(いくそ)のときを()んとするや あしきもの勝誇(かちほこ)りていくそのとしを()るや
口語訳94篇3節 主よ、悪しき者はいつまで、悪しき者はいつまで勝ち誇るでしょうか。
関根訳94篇3節 何時まで悪しき者たちは、ヤヴェよ、何時まで悪しき者たちは満ち足りて
新共同94篇3節 主よ、逆らう者はいつまで 逆らう者はいつまで、勝ち誇るのでしょうか。


補註
直訳すれば「悪しき者は何時まで、エホバよ、悪しき者は何時まで高ぶるや」となる。


94篇4節不義(ふぎ)(おこな)(もの)はみな(さゝや)き、高言(かうげん)し、高慢(かうまん)なる振舞(ふるまひ)をなす。》【かれらはみだりに言をいだして誇りものいふ、すべて不義をおこなふ者はみづから高ぶれり】

文語訳94篇4節 かれらはみだりに(ことば)をいだして(ほこ)りものいふすべて不義(ふぎ)をおこなふ(もの)はみづから(たか)ぶれり
口語訳94篇4節 彼らは高慢な言葉を吐き散らし、すべて不義を行う者はみずから高ぶります。
関根訳94篇4節 たわごとをくり返し、厚かましい言葉をはくのか、悪を行なう者はみな大言壮語する。
新共同94篇4節 彼らは驕った言葉を吐き続け 悪を行う者は皆、傲慢に語ります。


94篇5節しかも彼らは自ら誇るのみならず、エホバよ、彼等(かれら)はなんぢの(たみ)をうちくだき、なんぢの《嗣業(しげふ)》【もちもの】なるイスラエルを《壓迫(あつぱく)す。》【そこなふ】願わくは彼らを放置し給うなかれ。

文語訳94篇5節 ヱホバよ彼等(かれら)はなんぢの(たみ)をうちくだき なんぢの(もちもの)をそこなふ
口語訳 94篇5節 主よ、彼らはあなたの民を打ち砕き、あなたの嗣業を苦しめます。
関根訳94篇5節 彼らは、ヤヴェよ、あなたの民を打ち砕きあなたの嗣業をいやしめる。
新共同94篇5節 主よ、彼らはあなたの民を砕き あなたの嗣業を苦しめています。


94篇6節かれらは全く憐憫の心なく、最も憐むべき寡婦(やもめ)最も親切を尽すべき*旅人(たびびと)に何らの好意を示さずしてこれ《を(ころ)し、》【の生命をうしなひ】孤兒(みなしご)を《殺戮(さつりく)す。》【ころす】言語に絶する残虐を行えり、しかも汝は何時までこれを審きたまわざるや。

文語訳94篇6節 かれらは嫠婦(やもめ)族人(たびびと)との生命(いのち)をうしなひ孤子(みなしご)をころす
口語訳94篇6節 彼らはやもめと旅びとのいのちをうばい、みなしごを殺します。
関根訳94篇6節 やもめと(やど)れる者とを殺しみなしごの生命を奪う。
新共同94篇6節 やもめや寄留の民を殺し みなしごを虐殺します。


補註
「旅人」を親切に接待することは昔より人間の最も大切なる義務とせられていた。


94篇7節かれらは汝を軽蔑していふ『ヤハは()ず、ヤコブの(かみ)はさとらざる《なり》【べし】』と。

文語訳94篇7節 かれらはいふヤハは()ずヤコブの(かみ)はさとらざるべしと
口語訳94篇7節 彼らは言います、「主は見ない、ヤコブの神は悟らない」と。
関根訳94篇7節 彼らは言う、ヤは見ず、ヤコブの神は悟らない、と。
新共同94篇7節 そして、彼らは言います 「主は見ていない。ヤコブの神は気づくことがない」と。


94篇8節イスラエルの中にも神の審判を信ぜざるものありや、(たみ)のなかなる動物の如き(にぶ)き》無感覚なる(もの)よ、》【無知(しれもの)よ】なんぢらさとれ、(おろか)なる(もの)よ、《何時(いつ)(さと)るや。》【いづれのときにか智からん】

文語訳94篇8節 (たみ)のなかなる無知(しれもの)よなんぢらさとれ (おろ)かなる(もの)よ いづれのときにか(かしこ)からん
口語訳94篇8節 民のうちの鈍き者よ、悟れ。愚かな者よ、いつ賢くなるだろうか。
関根訳94篇8節 民の中の鈍き者たちよ、悟れ、()れ者たちよ、何時君たちは知るのか。
新共同94篇8節 民の愚かな者よ、気づくがよい。無知な者よ、いつになったら目覚めるのか。


94篇9節考えて見よ、人の頭に(みゝ)()うるものなる神はいかで自らきくことをせざらんや、人の面に()をつくれるものなる神はいかで自ら()ることをせざらんや。神は凡ての者の言をききその為す処を見給う。

文語訳94篇9節 みゝを()うるものきくことをせざらんや ()をつくれるもの()ることをせざらんや
口語訳94篇9節 耳を植えた者は聞くことをしないだろうか、目を造った者は見ることをしないだろうか。
関根訳94篇9節 耳を植えた者が聞かないというのか、眼を造った者が見ないというのか。
新共同94篇9節 耳を植えた方に聞こえないとでもいうのか。目を造った方に見えないとでもいうのか。


94篇10節〔もろもろの〕(くに)(ぐに))を《薫陶(くんたう)する》【おしふる】(もの)《は矯正(きやうせい)する》【たゞす】ことを()ざらんや、エホバは必ず彼らイスラエルに仇するものゝ悪を見遁し給うことあらじ。(ひと)知識(ちしき)をあたふる(もの)なるエホバは自ら*しることなからんや。》

文語訳94篇10節 もろもろの(くに)ををしふる(もの)たゞすことを()ざらんや (ひと)知識(ちしき)をあたふる(もの)しることなからんや
口語訳94篇10節 もろもろの国民を懲らす者は罰することをしないだろうか、人を教える者は知識をもたないだろうか。
関根訳94篇10節 諸国の民をこらす者が罰しないというのか。人を教える者が知らないわけがない。
新共同 94篇10節 人間に知識を与え、国々を諭す方に 論じることができないとでもいうのか。


補註
「しることなからんや」は原文になし、原文はここで中断している如くに見える。


〔2〕エホバは我らを憐憫み給う(11−19)
*94篇11節エホバは(ひと)思念(おもひ)息のごとくむなしきものにして消え易く変り易き()りたまふ。

文語訳94篇11節 ヱホバは(ひと)思念(おもひ)のむなしきを()りたまふ
口語訳94篇11節 主は人の思いの、むなしいことを知られる。
関根訳94篇11節 ヴェは人の想いを知り、人が息にひとしいことを知られる。
新共同94篇11節 主は知っておられる、人間の計らいを それがいかに空しいかを。


補註
「エホバは人の思を知りたまふ、げに人はむなしきものなり」と訳すべしとする説あり。


94篇12節ヤハよ、なんぢの(こら)しめたまふ(ひと)、なんぢの(のり)ををしへらるゝ(ひと)はさいはひなるかな。イスラエルの民こそまさにかゝる人に外ならず。

文語訳94篇12節 ヤハよなんぢの(こら)しめたまふ(ひと))なんぢの(のり)ををしへらるゝ(ひと)はさいはひなるかな
口語訳94篇12節 主よ、あなたによって懲らされる人、あなたのおきてを教えられる人はさいわいです。
関根訳94篇12節 にこらされる者に幸あれ、あなたの律法に教えられる者に。
新共同94篇12節 いかに幸いなことでしょう 主よ、あなたに諭され あなたの律法を教えていただく人は。


94篇13節なんぢはかかる(ひと)をわざはひの()より《(やす)ましめ、》【のがれしめ】()しき(もの)のためにその投込まるべき墓(あな)のほらるゝまで《に(いた)らん。》【これに平安をあたへたまはん】

文語訳94篇13節 かゝる(ひと)をわざはひの()よりのがれしめ ()しきもののために(あな)のほらるゝまで これに平安(やすき)をあたへたまはん
口語訳94篇13節 あなたはその人を災の日からのがれさせ、悪しき者のために穴が掘られるまでその人に平安を与えられます。
関根訳94篇13節 災いの日にも安きを与えられ、ついに悪しき者のためには滅びの穴が掘られる。
新共同94篇13節 その人は苦難の襲うときにも静かに待ちます。神に逆らう者には、滅びの穴が掘られています。


94篇14節そはエホバは如何なることありとも決してその(たみ)をすてたまはず、その嗣業(ゆづり)なるイスラエルをはなれたまは《ざればなり。》【ざるなり】

文語訳94篇14節 そはヱホバその(たみ)をすてたまはず その嗣業()リ)をはなれたまはざるなり
口語訳94篇14節 主はその民を捨てず、その嗣業を見捨てられないからです。
関根訳94篇14節 ヴェはその民をしりぞけず、その嗣業を()てないからである。
新共同94篇14節 主は御自分の民を決しておろそかになさらず 御自分の嗣業を見捨てることはなさいません。


94篇15節(かくいふは)審判(さばき)は《正義(せいぎ)》【たゞしき】にかへりてイスラエルの仇をさばき、(こゝろ)のなほき(もの)なるイスラエルはみなその(あと)にしたが《ふべければなり。》【はん】

文語訳94篇15節 審到(さばき)はたゞしきにかへり(こころ)のなほき(もの)はみなその(あと)にしたがはん
口語訳94篇15節 さばきは正義に帰り、すべて心の正しい者はそれに従うでしょう。
関根訳94篇15節 まことに正義は(ただ)しい者に帰し、心直き者みなにも同じ。
新共同94篇15節 正しい裁きは再び確立し 心のまっすぐな人は皆、それに従うでしょう。


94篇16節(たれ)かわがために(おこ)りたちて()しきものを()めんや、かかる人は誰もなし、我唯エホバに依頼む。(たれ)()がために()ちて不義(ふぎ)をおこなふ(もの)をせめんや。誰もこれを為すこと能わず。

文語訳 94篇16節 (たれ)かわがために(おこ)りたちて()しきものを()めんや (たれ)()がために()ちて不義(ふぎ)をおこなふ(もの)をせめんや
口語訳94篇16節 だれがわたしのために立ちあがって、悪しき者を責めるだろうか。だれがわたしのために立って、不義を行う者を責めるだろうか。
関根訳94篇16節 誰がわたしのために悪者に立ち向かうだろう。誰がわたしのために悪を行なう者に逆らうだろう。
新共同94篇16節 災いをもたらす者に対して わたしのために立ち向かい 悪を行う者に対して わたしに代わって立つ人があるでしょうか。


94篇17節もしエホバ(われ)をたすけたまはざりせば他に誰も助くる者なき故わが霊魂(たましひ)はとくに陰府の幽寂(おとなき)ところに(すま)ひしならん。

文語訳94篇17節 もしヱホバ(われ)をたすけたまはざりせば わが靈魂(たましひ)はとくに幽寂(おとなき)ところに(すま)ひしならん
口語訳94篇17節 もしも主がわたしを助けられなかったならば、わが魂はとくに音なき所に住んだであろう。
関根訳94篇17節 ヴェがわたしを助け給わなかったらわが魂はつとに沈黙(しじま)の国に住んだであろう。
新共同94篇17節 主がわたしの助けとなってくださらなければ わたしの魂は沈黙の中に伏していたでしょう。


94篇18節されど神は常に我と共に在し給うが故にわが(あし)すべりぬといひしとき、その瞬間にエホバよ、なんぢの憐憫(あはれみ)われをさゝへて我をして倒るゝことなからしめたまへり。

文語訳94篇18節 されどわが(あし)すべりぬといひしとき ヱホバよなんぢの憐憫(あはれみ)われをさゝへたまへり
口語訳94篇18節 しかし「わたしの足がすべる」と思ったとき、主よ、あなたのいつくしみはわたしをささえられました。
関根訳94篇18節 しかし「わが足すべりぬ」と言った時ヤヴェよ、あなたの愛はわたしを支えた。
新共同94篇18節 「足がよろめく」とわたしが言ったとき 主よ、あなたの慈しみが支えてくれました。


94篇19節わがうちに数々の疑惑、憂慮(おもひわづらひ)のみつる(とき)、なんぢの安慰(なぐさめ)、わがたましひを(よろこ)ばせたまふ。汝は決してその民をすて給うことなし。

文語訳94篇19節 わがうちに憂慮(おもひわづらひ)のみつる(とき))なんぢの安慰(なぐさめ)わがたましひを(よろこ)ばせたまふ
口語訳94篇19節 わたしのうちに思い煩いの満ちるとき、あなたの慰めはわが魂を喜ばせます。
関根訳94篇19節 わが(うち)に思いわずらいが満ちる時あなたの慰めがわが魂を喜ばせる。
新共同94篇19節 わたしの胸が思い煩いに占められたとき あなたの慰めが わたしの魂の楽しみとなりました。


〔3〕エホバは悪しき者を審き給う(20−23)
94篇20節法規(おきて)》【律法】を有ちつゝも之をもてその人民を(そこな)ふことをはかる如き支配者は多く存在するのであるがかゝる(あく)(くらゐ)即ち悪人にして位に坐する者はなんぢ《と(むす)ぶ》【に親しむ】ことを()んや。

文語訳94篇20節 律法(おきて)をもて(そこな)ふことをはかる(あく)(くらゐ)はなんぢに(した)しむことを()んや
口語訳94篇20節 定めをもって危害をたくらむ悪しき支配者はあなたと親しむことができるでしょうか。
関根訳94篇20節 定めに反して不法を行なう権力の座にある者はあなたに親しむことが出来ようか。
新共同94篇20節 破滅をもたらすのみの王座 掟を悪用して労苦を作り出すような者が あなたの味方となりえましょうか。


94篇21節彼等(かれら)悪の位悪人どもの心の相一致するまゝに相語(あひかた)らひて義人(たゞしきひと)のたましひをせめて之に苦難を与え、イスラエルの民を迫害して之を恥かしめ、(つみ)なき()をつみに(さだ)む。

文語訳94篇21節 彼等(かれら)はあひかたらひて義人(ただしきひと)のたましひをせめ(つみ) なき()をつみに( さだ)
口語訳94篇21節 彼らは相結んで正しい人の魂を責め、罪のない者に死を宣告します。
関根訳94篇21節 彼らは義しい者の生命をうかがい、不当にも罪なき者の血を流す。
新共同94篇21節 彼らは一団となって神に従う人の命をねらい 神に逆らって潔白な人の血を流そうとします。


94篇22節(しか)はあれどエホバはわがたかき(やぐら)にして之によりて我を禦ぎ給い、わが(かみ)はわが避所(さけどころ)(いは)にして我をして其処に難を免れしむる神なりき。

文語訳94篇22節 (しか)はあれどヱホバはわがたかき(やぐら))わが(かみ)はわが避所(さけどころ)(いは)なりき
口語訳94篇22節 しかし主はわが高きやぐらとなり、わが神はわが避け所の岩となられました。
関根訳94篇22節 ヴェはしかしわがやぐら、わが神はわが避け所の岩となった。
新共同94篇22節 主は必ずわたしのために砦の塔となり わたしの神は避けどころとなり 岩となってくださいます。


94篇23節(かみ)はかれらの邪曲(よこしま)遂にはその()におはしめ、かれらの為せる悪を自己に立帰らしめ、かれらをその自ら為せる()しき(こと)のなかに(ほろぼ)したまはん、人を苦しめんとて堀りし墓穴の中に自ら陷るに至らんわれらの(かみ)エホバはこれを(ほろぼ)したまはん。

文語訳94篇23節 (かみ)はかれらの邪曲(よこしま)をその()におはしめ かれらをその()しき(こと)のなかに(ほろ)ぼしたまはん われらの(かみ)ヱホバはこれを(ほろ)ぼしたまはん
口語訳94篇23節 主は彼らの不義を彼らに報い、彼らをその悪のゆえに滅ぼされます。われらの神、主は彼らを滅ぼされます。
関根訳94篇23節 彼は彼らにその不義を報い、その悪の故に彼らをたち滅ぼす、われらの神ヤヴェは彼らをたち滅ぼす。
新共同94篇23節 彼らの悪に報い 苦難をもたらす彼らを滅ぼし尽くしてください。わたしたちの神、主よ 彼らを滅ぼし尽くしてください。