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新共同訳引照Web版 V2.0

マタイによる福音書2章1節


          ◆占星術の学者たちが訪れる

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 [→ネストレ引照]

  1. [ヘロデ王]

      ルカによる福音書 1章5節
                ◆洗礼者ヨハネの誕生、予告される
      1章5節 ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。

  2. [ベツレヘム]

      ルカによる福音書 2章4節 - 7節
      2章4節 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
      2章5節 身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。
      2章6節 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、
      2章7節 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。

      ルカによる福音書 2章15節
      2章15節 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。

      ヨハネによる福音書 7章42節
      7章42節 メシアはダビデの子孫で、ダビデのいた村ベツレヘムから出ると、聖書に書いてあるではないか。」

  3. [占星術の学者]

      マタイによる福音書 2章7節
      2章7節 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。

      マタイによる福音書 2章16節
                ◆ヘロデ、子供を皆殺しにする
      2章16節 さて、ヘロデは占星術の学者たちにだまされたと知って、大いに怒った。そして、人を送り、学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以下の男の子を、一人残らず殺させた。

  4. [東の方]

      創世記 25章6節
      25章6節 側女の子供たちには贈り物を与え、自分が生きている間に、東の方、ケデム地方へ移住させ、息子イサクから遠ざけた。

      列王記上 5章10節
      5章10節 ソロモンの知恵は東方のどの人の知恵にも、エジプトのいかなる知恵にもまさった。