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新共同訳引照Web版 V2.0

マタイによる福音書26章2節

「あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。人の子は、十字架につけられるために引き渡される。」 [→ネストレ引照]

  1. [(2−5)]

      マルコによる福音書 14章1節 - 2節
                ◆イエスを殺す計略
      14章1節 さて、過越祭と除酵祭の二日前になった。祭司長たちや律法学者たちは、なんとか計略を用いてイエスを捕らえて殺そうと考えていた。
      14章2節 彼らは、「民衆が騒ぎだすといけないから、祭りの間はやめておこう」と言っていた。

      ルカによる福音書 22章1節 - 2節
                ◆イエスを殺す計略
      22章1節 さて、過越祭と言われている除酵祭が近づいていた。
      22章2節 祭司長たちや律法学者たちは、イエスを殺すにはどうしたらよいかと考えていた。彼らは民衆を恐れていたのである。

  2. [過越祭]

      出エジプト記 12章1節 - 14節
                ◆主の過越
      12章1節 エジプトの国で、主はモーセとアロンに言われた。
      12章2節 「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。
      12章3節 イスラエルの共同体全体に次のように告げなさい。『今月の十日、人はそれぞれ父の家ごとに、すなわち家族ごとに小羊を一匹用意しなければならない。
      12章4節 もし、家族が少人数で小羊一匹を食べきれない場合には、隣の家族と共に、人数に見合うものを用意し、めいめいの食べる量に見合う小羊を選ばねばならない。
      12章5節 その小羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。用意するのは羊でも山羊でもよい。
      12章6節 それは、この月の十四日まで取り分けておき、イスラエルの共同体の会衆が皆で夕暮れにそれを屠り、
      12章7節 その血を取って、小羊を食べる家の入り口の二本の柱と鴨居に塗る。
      12章8節 そしてその夜、肉を火で焼いて食べる。また、酵母を入れないパンを苦菜を添えて食べる。
      12章9節 肉は生で食べたり、煮て食べてはならない。必ず、頭も四肢も内臓も切り離さずに火で焼かねばならない。
      12章10節 それを翌朝まで残しておいてはならない。翌朝まで残った場合には、焼却する。
      12章11節 それを食べるときは、腰帯を締め、靴を履き、杖を手にし、急いで食べる。これが主の過越である。
      12章12節 その夜、わたしはエジプトの国を巡り、人であれ、家畜であれ、エジプトの国のすべての初子を撃つ。また、エジプト/のすべての神々に裁きを行う。わたしは主である。
      12章13節 あなたたちのいる家に塗った血は、あなたたちのしるしとなる。血を見たならば、わたしはあなたたちを過ぎ越す。わたしがエジプトの国を撃つとき、滅ぼす者の災いはあなたたちに及ばない。
      12章14節 この日は、あなたたちにとって記念すべき日となる。あなたたちは、この日を主の祭りとして祝い、代々にわたって守るべき不変の定めとして祝わねばならない。

      ヨハネによる福音書 11章55節
      11章55節 さて、ユダヤ人の過越祭が近づいた。多くの人が身を清めるために、過越祭の前に地方からエルサレムへ上った。

      ヨハネによる福音書 12章1節
                ◆ベタニアで香油を注がれる
      12章1節 過越祭の六日前に、イエスはベタニアに行かれた。そこには、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロがいた。

      ヨハネによる福音書 13章1節
                ◆弟子の足を洗う
      13章1節 さて、過越祭の前のことである。イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。