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新共同訳引照Web版 V2.0

マタイによる福音書26章30節

一同は賛美の歌をうたってから、オリーブ山へ出かけた。 [→ネストレ引照]

  1. [(30−35)]

      マルコによる福音書 14章26節 - 31節
      14章26節 一同は賛美の歌をうたってから、オリーブ山へ出かけた。
                ◆ペトロの離反を予告する
      14章27節 イエスは弟子たちに言われた。「あなたがたは皆わたしにつまずく。『わたしは羊飼いを打つ。すると、羊は散ってしまう』/と書いてあるからだ。
      14章28節 しかし、わたしは復活した後、あなたがたより先にガリラヤへ行く。」
      14章29節 するとペトロが、「たとえ、みんながつまずいても、わたしはつまずきません」と言った。
      14章30節 イエスは言われた。「はっきり言っておくが、あなたは、今日、今夜、鶏が二度鳴く前に、三度わたしのことを知らないと言うだろう。」
      14章31節 ペトロは力を込めて言い張った。「たとえ、御一緒に死なねばならなくなっても、あなたのことを知らないなどとは決して申しません。」皆の者も同じように言った。

      ルカによる福音書 22章31節 - 34節
                ◆ペトロの離反を予告する
      22章31節 「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、小麦のようにふるいにかけることを神に願って聞き入れられた。
      22章32節 しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」
      22章33節 するとシモンは、「主よ、御一緒になら、牢に入っても死んでもよいと覚悟しております」と言った。
      22章34節 イエスは言われた。「ペトロ、言っておくが、あなたは今日、鶏が鳴くまでに、三度わたしを知らないと言うだろう。」

  2. [賛美の歌]

      詩篇 113章1節 - 9節
      113章1節 ハレルヤ。主の僕らよ、主を賛美せよ/主の御名を賛美せよ。
      113章2節 今よりとこしえに/主の御名がたたえられるように。
      113章3節 日の昇るところから日の沈むところまで/主の御名が賛美されるように。
      113章4節 主はすべての国を超えて高くいまし/主の栄光は天を超えて輝く。
      113章5節 わたしたちの神、主に並ぶものがあろうか。主は御座を高く置き
      113章6節 なお、低く下って天と地を御覧になる。
      113章7節 弱い者を塵の中から起こし/乏しい者を芥の中から高く上げ
      113章8節 自由な人々の列に/民の自由な人々の列に返してくださる。
      113章9節 子のない女を家に返し/子を持つ母の喜びを与えてくださる。ハレルヤ。

      詩篇 114章1節 - 8節
      114章1節 イスラエルはエジプトを/ヤコブの家は異なる言葉の民のもとを去り
      114章2節 ユダは神の聖なるもの/イスラエルは神が治められるものとなった。
      114章3節 海は見て、逃げ去った。ヨルダンの流れは退いた。
      114章4節 山々は雄羊のように/丘は群れの羊のように踊った。
      114章5節 どうしたのか、海よ、逃げ去るとは/ヨルダンの流れよ、退くとは
      114章6節 山々よ、雄羊のように/丘よ、群れの羊のように踊るとは。
      114章7節 地よ、身もだえせよ、主なる方の御前に/ヤコブの神の御前に
      114章8節 岩を水のみなぎるところとし/硬い岩を水の溢れる泉とする方の御前に。

      詩篇 115章1節 - 18節
      115章1節 わたしたちではなく、主よ/わたしたちではなく/あなたの御名こそ、栄え輝きますように/あなたの慈しみとまことによって。
      115章2節 なぜ国々は言うのか/「彼らの神はどこにいる」と。
      115章3節 わたしたちの神は天にいまし/御旨のままにすべてを行われる。
      115章4節 国々の偶像は金銀にすぎず/人間の手が造ったもの。
      115章5節 口があっても話せず/目があっても見えない。
      115章6節 耳があっても聞こえず/鼻があってもかぐことができない。
      115章7節 手があってもつかめず/足があっても歩けず/喉があっても声を出せない。
      115章8節 偶像を造り、それに依り頼む者は/皆、偶像と同じようになる。
      115章9節 イスラエルよ、主に依り頼め。主は助け、主は盾。
      115章10節 アロンの家よ、主に依り頼め。主は助け、主は盾。
      115章11節 主を畏れる人よ、主に依り頼め。主は助け、主は盾。
      115章12節 主よ、わたしたちを御心に留め/祝福してください。イスラエルの家を祝福し/アロンの家を祝福してください。
      115章13節 主を畏れる人を祝福し/大きな人も小さな人も祝福してください。
      115章14節 主があなたたちの数を増してくださるように/あなたたちの数を、そして子らの数を。
      115章15節 天地の造り主、主が/あなたたちを祝福してくださるように。
      115章16節 天は主のもの、地は人への賜物。
      115章17節 主を賛美するのは死者ではない/沈黙の国へ去った人々ではない。
      115章18節 わたしたちこそ、主をたたえよう/今も、そしてとこしえに。ハレルヤ。

      詩篇 116章1節 - 19節
      116章1節 わたしは主を愛する。主は嘆き祈る声を聞き
      116章2節 わたしに耳を傾けてくださる。生涯、わたしは主を呼ぼう。
      116章3節 死の綱がわたしにからみつき/陰府の脅威にさらされ/苦しみと嘆きを前にして
      116章4節 主の御名をわたしは呼ぶ。「どうか主よ、わたしの魂をお救いください。」
      116章5節 主は憐れみ深く、正義を行われる。わたしたちの神は情け深い。
      116章6節 哀れな人を守ってくださる主は/弱り果てたわたしを救ってくださる。
      116章7節 わたしの魂よ、再び安らうがよい/主はお前に報いてくださる。
      116章8節 あなたはわたしの魂を死から/わたしの目を涙から/わたしの足を突き落とそうとする者から/助け出してくださった。
      116章9節 命あるものの地にある限り/わたしは主の御前に歩み続けよう。
      116章10節 わたしは信じる/「激しい苦しみに襲われている」と言うときも
      116章11節 不安がつのり、人は必ず欺く、と思うときも。
      116章12節 主はわたしに報いてくださった。わたしはどのように答えようか。
      116章13節 救いの杯を上げて主の御名を呼び
      116章14節 満願の献げ物を主にささげよう/主の民すべての見守る前で。
      116章15節 主の慈しみに生きる人の死は主の目に価高い。
      116章16節 どうか主よ、わたしの縄目を解いてください。わたしはあなたの僕。わたしはあなたの僕、母もあなたに仕える者。
      116章17節 あなたに感謝のいけにえをささげよう/主の御名を呼び
      116章18節 主に満願の献げ物をささげよう/主の民すべての見守る前で
      116章19節 主の家の庭で、エルサレムのただ中で。ハレルヤ。

      詩篇 117章1節 - 2節
      117章1節 すべての国よ、主を賛美せよ。すべての民よ、主をほめたたえよ。
      117章2節 主の慈しみとまことはとこしえに/わたしたちを超えて力強い。ハレルヤ。

      詩篇 118章1節 - 29節
      118章1節 恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。
      118章2節 イスラエルは言え。慈しみはとこしえに。
      118章3節 アロンの家は言え。慈しみはとこしえに。
      118章4節 主を畏れる人は言え。慈しみはとこしえに。
      118章5節 苦難のはざまから主を呼び求めると/主は答えてわたしを解き放たれた。
      118章6節 主はわたしの味方、わたしは誰を恐れよう。人間がわたしに何をなしえよう。
      118章7節 主はわたしの味方、助けとなって/わたしを憎む者らを支配させてくださる。
      118章8節 人間に頼らず、主を避けどころとしよう。
      118章9節 君侯に頼らず、主を避けどころとしよう。
      118章10節 国々はこぞってわたしを包囲するが/主の御名によってわたしは必ず彼らを滅ぼす。
      118章11節 彼らは幾重にも包囲するが/主の御名によってわたしは必ず彼らを滅ぼす。
      118章12節 蜂のようにわたしを包囲するが/茨が燃えるように彼らは燃え尽きる。主の御名によってわたしは必ず彼らを滅ぼす。
      118章13節 激しく攻められて倒れそうになったわたしを/主は助けてくださった。
      118章14節 主はわたしの砦、わたしの歌。主はわたしの救いとなってくださった。
      118章15節 御救いを喜び歌う声が主に従う人の天幕に響く。主の右の手は御力を示す。
      118章16節 主の右の手は高く上がり/主の右の手は御力を示す。
      118章17節 死ぬことなく、生き長らえて/主の御業を語り伝えよう。
      118章18節 主はわたしを厳しく懲らしめられたが/死に渡すことはなさらなかった。
      118章19節 正義の城門を開け/わたしは入って主に感謝しよう。
      118章20節 これは主の城門/主に従う人々はここを入る。
      118章21節 わたしはあなたに感謝をささげる/あなたは答え、救いを与えてくださった。
      118章22節 家を建てる者の退けた石が/隅の親石となった。
      118章23節 これは主の御業/わたしたちの目には驚くべきこと。
      118章24節 今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう。
      118章25節 どうか主よ、わたしたちに救いを。どうか主よ、わたしたちに栄えを。
      118章26節 祝福あれ、主の御名によって来る人に。わたしたちは主の家からあなたたちを祝福する。
      118章27節 主こそ神、わたしたちに光をお与えになる方。祭壇の角のところまで/祭りのいけにえを綱でひいて行け。
      118章28節 あなたはわたしの神、あなたに感謝をささげる。わたしの神よ、あなたをあがめる。
      118章29節 恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。

  3. [オリーブ山]

      マタイによる福音書 21章1節
                ◆エルサレムに迎えられる
      21章1節 一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、