マルコによる福音書11章20節
          ◆枯れたいちじくの木の教訓
  (マタ21:20-22 )
翌朝早く、一行は通りがかりに、あのいちじくの木が根元から枯れているのを見た。
[→ネストレ引照]
●マタイによる福音書 21章19節 - 22節
21章19節 道端にいちじくの木があるのを見て、近寄られたが、葉のほかは何もなかった。そこで、「今から後いつまでも、お前には実がならないように」と言われると、いちじくの木はたちまち枯れてしまった。
21章20節 弟子たちはこれを見て驚き、「なぜ、たちまち枯れてしまったのですか」と言った。
21章21節 イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。あなたがたも信仰を持ち、疑わないならば、いちじくの木に起こったようなことができるばかりでなく、この山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言っても、そのとおりになる。
21章22節 信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。」
●マルコによる福音書 11章12節 - 14節
          ◆いちじくの木を呪う
11章12節 翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。
11章13節 そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。
11章14節 イエスはその木に向かって、「今から後いつまでも、お前から実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。