-bgcolor

新共同訳引照Web版 V2.0

マルコによる福音書4章35節


          ◆突風を静める   (マタ8:23-27 ルカ8:22-25 )

その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。 [→ネストレ引照]

  1. [35-41]

      マタイによる福音書 8章18節
                ◆弟子の覚悟
      8章18節 イエスは、自分を取り囲んでいる群衆を見て、弟子たちに向こう岸に行くように命じられた。

      マタイによる福音書 8章23節 - 27節
                ◆嵐を静める
      8章23節 イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。
      8章24節 そのとき、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった。イエスは眠っておられた。
      8章25節 弟子たちは近寄って起こし、「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言った。
      8章26節 イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。
      8章27節 人々は驚いて、「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか」と言った。

      ルカによる福音書 8章22節 - 25節
                ◆突風を静める
      8章22節 ある日のこと、イエスが弟子たちと一緒に舟に乗り、「湖の向こう岸に渡ろう」と言われたので、船出した。
      8章23節 渡って行くうちに、イエスは眠ってしまわれた。突風が湖に吹き降ろして来て、彼らは水をかぶり、危なくなった。
      8章24節 弟子たちは近寄ってイエスを起こし、「先生、先生、おぼれそうです」と言った。イエスが起き上がって、風と荒波とをお叱りになると、静まって凪になった。
      8章25節 イエスは、「あなたがたの信仰はどこにあるのか」と言われた。弟子たちは恐れ驚いて、「いったい、この方はどなたなのだろう。命じれば風も波も従うではないか」と互いに言った。