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新共同訳引照Web版 V2.0

マルコによる福音書7章32節

人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。 [→ネストレ引照]

  1. [耳が聞こえず]

      マルコによる福音書 9章25節
      9章25節 イエスは、群衆が走り寄って来るのを見ると、汚れた霊をお叱りになった。「ものも言わせず、耳も聞こえさせない霊、わたしの命令だ。この子から出て行け。二度とこの子の中に入るな。」

  2. [舌の回らない人]

      マタイによる福音書 9章32節
                ◆口の利けない人をいやす
      9章32節 二人が出て行くと、悪霊に取りつかれて口の利けない人が、イエスのところに連れられて来た。

      ルカによる福音書 11章14節
                ◆ベルゼブル論争
      11章14節 イエスは悪霊を追い出しておられたが、それは口を利けなくする悪霊であった。悪霊が出て行くと、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆した。

  3. [手を置いてくださるようにと願った]

      マタイによる福音書 9章18節
                ◆指導者の娘とイエスの服に触れる女
      9章18節 イエスがこのようなことを話しておられると、ある指導者がそばに来て、ひれ伏して言った。「わたしの娘がたったいま死にました。でも、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、生き返るでしょう。」

      マルコによる福音書 5章23節
      5章23節 しきりに願った。「わたしの幼い娘が死にそうです。どうか、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、娘は助かり、生きるでしょう。」

      マルコによる福音書 8章23節
      8章23節 イエスは盲人の手を取って、村の外に連れ出し、その目に唾をつけ、両手をその人の上に置いて、「何か見えるか」とお尋ねになった。

      ルカによる福音書 4章40節
      4章40節 日が暮れると、いろいろな病気で苦しむ者を抱えている人が皆、病人たちをイエスのもとに連れて来た。イエスはその一人一人に手を置いていやされた。

      使徒言行録 9章12節
      9章12節 アナニアという人が入って来て自分の上に手を置き、元どおり目が見えるようにしてくれるのを、幻で見たのだ。」

      使徒言行録 28章8節
      28章8節 ときに、プブリウスの父親が熱病と下痢で床についていたので、パウロはその家に行って祈り、手を置いていやした。