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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書10章25節


          ◆善いサマリア人

すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」 [→ネストレ引照]

  1. [25−28]

      マタイによる福音書 19章16節 - 19節
                ◆金持ちの青年
      19章16節 さて、一人の男がイエスに近寄って来て言った。「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」
      19章17節 イエスは言われた。「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。善い方はおひとりである。もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」
      19章18節 男が「どの掟ですか」と尋ねると、イエスは言われた。「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、
      19章19節 父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」

      マタイによる福音書 22章34節 - 40節
                ◆最も重要な掟
      22章34節 ファリサイ派の人々は、イエスがサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、一緒に集まった。
      22章35節 そのうちの一人、律法の専門家が、イエスを試そうとして尋ねた。
      22章36節 「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」
      22章37節 イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
      22章38節 これが最も重要な第一の掟である。
      22章39節 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
      22章40節 律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」

      マルコによる福音書 10章17節
                ◆金持ちの男
      10章17節 イエスが旅に出ようとされると、ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」

      マルコによる福音書 12章28節 - 31節
                ◆最も重要な掟
      12章28節 彼らの議論を聞いていた一人の律法学者が進み出、イエスが立派にお答えになったのを見て、尋ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」
      12章29節 イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。
      12章30節 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
      12章31節 第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」

      ルカによる福音書 18章18節
                ◆金持ちの議員
      18章18節 ある議員がイエスに、「善い先生、何をすれば永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか」と尋ねた。

  2. [イエスを試そうとして言った]

      マタイによる福音書 22章35節
      22章35節 そのうちの一人、律法の専門家が、イエスを試そうとして尋ねた。

      マルコによる福音書 12章28節 - 34節
                ◆最も重要な掟
      12章28節 彼らの議論を聞いていた一人の律法学者が進み出、イエスが立派にお答えになったのを見て、尋ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」
      12章29節 イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。
      12章30節 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
      12章31節 第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」
      12章32節 律法学者はイエスに言った。「先生、おっしゃるとおりです。『神は唯一である。ほかに神はない』とおっしゃったのは、本当です。
      12章33節 そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」
      12章34節 イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。もはや、あえて質問する者はなかった。