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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書11章14節


          ◆ベルゼブル論争   (マタ12:22-30 マコ3:20-27 )

イエスは悪霊を追い出しておられたが、それは口を利けなくする悪霊であった。悪霊が出て行くと、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆した。 [→ネストレ引照]

  1. [14−15]

      マタイによる福音書 9章32節 - 34節
                ◆口の利けない人をいやす
      9章32節 二人が出て行くと、悪霊に取りつかれて口の利けない人が、イエスのところに連れられて来た。
      9章33節 悪霊が追い出されると、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆し、「こんなことは、今までイスラエルで起こったためしがない」と言った。
      9章34節 しかし、ファリサイ派の人々は、「あの男は悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言った。

      マタイによる福音書 12章22節 - 24節
                ◆ベルゼブル論争
      12章22節 そのとき、悪霊に取りつかれて目が見えず口の利けない人が、イエスのところに連れられて来て、イエスがいやされると、ものが言え、目が見えるようになった。
      12章23節 群衆は皆驚いて、「この人はダビデの子ではないだろうか」と言った。
      12章24節 しかし、ファリサイ派の人々はこれを聞き、「悪霊の頭ベルゼブルの力によらなければ、この者は悪霊を追い出せはしない」と言った。