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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書15章20節

そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。

  1. [節全体]

      ヤコブの手紙 4章8節
      4章8節 神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。罪人たち、手を清めなさい。心の定まらない者たち、心を清めなさい。

  2. [憐れに思い]

      エレミヤ書 31章20節
      31章20節 エフライムはわたしのかけがえのない息子/喜びを与えてくれる子ではないか。彼を退けるたびに/わたしは更に、彼を深く心に留める。彼のゆえに、胸は高鳴り/わたしは彼を憐れまずにはいられないと/主は言われる。

  3. [首を抱き]

      創世記 33章4節
      33章4節 エサウは走って来てヤコブを迎え、抱き締め、首を抱えて口づけし、共に泣いた。

      創世記 45章14節
      45章14節 ヨセフは、弟ベニヤミンの首を抱いて泣いた。ベニヤミンもヨセフの首を抱いて泣いた。

      創世記 46章29節
      46章29節 ヨセフは車を用意させると、父イスラエルに会いにゴシェンへやって来た。ヨセフは父を見るやいなや、父の首に抱きつき、その首にすがったまま、しばらく泣き続けた。

      トビト記 11章9節
      11章9節 ハンナは走って行って息子の首に抱きつき、「息子よ、また会えてよかった。もう思い残すことはありません」と言うと声をあげて泣いた。

      使徒言行録 20章37節
      20章37節 人々は皆激しく泣き、パウロの首を抱いて接吻した。

  4. [接吻した]

      創世記 45章15節
      45章15節 ヨセフは兄弟たち皆に口づけし、彼らを抱いて泣いた。その後、兄弟たちはヨセフと語り合った。

      サムエル記下 14章33節
      14章33節 ヨアブは王のもとに行って報告した。王はアブサロムを呼び寄せ、アブサロムは王の前に出て、ひれ伏して礼をした。王はアブサロムに口づけした。

      マタイによる福音書 26章49節
      26章49節 ユダはすぐイエスに近寄り、「先生、こんばんは」と言って接吻した。