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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書18章9節


          ◆「ファリサイ派の人と徴税人」のたとえ

自分は正しい人間だとうぬぼれて、他人を見下している人々に対しても、イエスは次のたとえを話された。 [→ネストレ引照]

  1. [うぬぼれて]

      箴言 30章12節
      30章12節 自分を清いものと見なし/自分の汚物を洗い落とさぬ世代

      ルカによる福音書 16章15節
      16章15節 そこで、イエスは言われた。「あなたたちは人に自分の正しさを見せびらかすが、神はあなたたちの心をご存じである。人に尊ばれるものは、神には忌み嫌われるものだ。

      コリントの信徒への手紙二 10章7節
      10章7節 あなたがたは、うわべのことだけ見ています。自分がキリストのものだと信じきっている人がいれば、その人は、自分と同じくわたしたちもキリストのものであることを、もう一度考えてみるがよい。

      ヤコブの手紙 1章26節
      1章26節 自分は信心深い者だと思っても、舌を制することができず、自分の心を欺くならば、そのような人の信心は無意味です。

  2. [他人を見下している人]

      イザヤ書 65章5節
      65章5節 「遠ざかっているがよい、わたしに近づくな/わたしはお前にとってあまりに清い」と言う。これらの者は、わたしに怒りの煙を吐かせ/絶えることなく火を燃え上がらせる。

      ヨハネによる福音書 7章48節 - 49節
      7章48節 議員やファリサイ派の人々の中に、あの男を信じた者がいるだろうか。
      7章49節 だが、律法を知らないこの群衆は、呪われている。」

      ローマの信徒への手紙 14章3節
      14章3節 食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません。神はこのような人をも受け入れられたからです。

      ローマの信徒への手紙 14章10節
      14章10節 それなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。また、なぜ兄弟を侮るのですか。わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。

      コリントの信徒への手紙一 4章6節
      4章6節 兄弟たち、あなたがたのためを思い、わたし自身とアポロとに当てはめて、このように述べてきました。それは、あなたがたがわたしたちの例から、「書かれているもの以上に出ない」ことを学ぶためであり、だれも、一人を持ち上げてほかの一人をないがしろにし、高ぶることがないようにするためです。