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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書2章25節

そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。 [→ネストレ引照]

  1. [正しい人で信仰があつく]

      ルカによる福音書 1章6節
      1章6節 二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。

  2. [イスラエルの慰め]

      イザヤ書 40章1節
                ◆帰還の約束
      40章1節 慰めよ、わたしの民を慰めよと/あなたたちの神は言われる。

      イザヤ書 49章13節
      49章13節 天よ、喜び歌え、地よ、喜び躍れ。山々よ、歓声をあげよ。主は御自分の民を慰め/その貧しい人々を憐れんでくださった。

  3. [待ち望み]

      マルコによる福音書 15章43節
      15章43節 アリマタヤ出身で身分の高い議員ヨセフが来て、勇気を出してピラトのところへ行き、イエスの遺体を渡してくれるようにと願い出た。この人も神の国を待ち望んでいたのである。

      ルカによる福音書 2章38節
      2章38節 そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。

      ルカによる福音書 23章51節
      23章51節 同僚の決議や行動には同意しなかった。ユダヤ人の町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいたのである。