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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書22章67節

「お前がメシアなら、そうだと言うがよい」と言った。イエスは言われた。「わたしが言っても、あなたたちは決して信じないだろう。 [→ネストレ引照]

  1. [67−71]

      マタイによる福音書 26章63節 - 66節
      26章63節 イエスは黙り続けておられた。大祭司は言った。「生ける神に誓って我々に答えよ。お前は神の子、メシアなのか。」
      26章64節 イエスは言われた。「それは、あなたが言ったことです。しかし、わたしは言っておく。あなたたちはやがて、/人の子が全能の神の右に座り、/天の雲に乗って来るのを見る。」
      26章65節 そこで、大祭司は服を引き裂きながら言った。「神を冒涜した。これでもまだ証人が必要だろうか。諸君は今、冒涜の言葉を聞いた。
      26章66節 どう思うか。」人々は、「死刑にすべきだ」と答えた。

      マルコによる福音書 14章61節 - 63節
      14章61節 しかし、イエスは黙り続け何もお答えにならなかった。そこで、重ねて大祭司は尋ね、「お前はほむべき方の子、メシアなのか」と言った。
      14章62節 イエスは言われた。「そうです。あなたたちは、人の子が全能の神の右に座り、/天の雲に囲まれて来るのを見る。」
      14章63節 大祭司は、衣を引き裂きながら言った。「これでもまだ証人が必要だろうか。

      マルコによる福音書 15章1節
                ◆ピラトから尋問される
      15章1節 夜が明けるとすぐ、祭司長たちは、長老や律法学者たちと共に、つまり最高法院全体で相談した後、イエスを縛って引いて行き、ピラトに渡した。

      ヨハネによる福音書 18章19節 - 21節
                ◆大祭司、イエスを尋問する
      18章19節 大祭司はイエスに弟子のことや教えについて尋ねた。
      18章20節 イエスは答えられた。「わたしは、世に向かって公然と話した。わたしはいつも、ユダヤ人が皆集まる会堂や神殿の境内で教えた。ひそかに話したことは何もない。
      18章21節 なぜ、わたしを尋問するのか。わたしが何を話したかは、それを聞いた人々に尋ねるがよい。その人々がわたしの話したことを知っている。」

  2. [メシア]

      マタイによる福音書 1章17節
      1章17節 こうして、全部合わせると、アブラハムからダビデまで十四代、ダビデからバビロンへの移住まで十四代、バビロンへ移されてからキリストまでが十四代である。

      ヨハネによる福音書 10章24節
      10章24節 すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで言った。「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい。」

  3. [あなたたちは決して信じないだろう]

      ヨハネによる福音書 3章12節
      3章12節 わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。