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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書23章44節


          ◆イエスの死   (マタ27:45-56 マコ15:33-41 ヨハ19:28-30 )

既に昼の十二時ごろであった。全地は暗くなり、それが三時まで続いた。 [→ネストレ引照]

  1. [44−49]

      マタイによる福音書 27章45節 - 56節
                ◆イエスの死
      27章45節 さて、昼の十二時に、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。
      27章46節 三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
      27章47節 そこに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、「この人はエリヤを呼んでいる」と言う者もいた。
      27章48節 そのうちの一人が、すぐに走り寄り、海綿を取って酸いぶどう酒を含ませ、葦の棒に付けて、イエスに飲ませようとした。
      27章49節 ほかの人々は、「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」と言った。
      27章50節 しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた。
      27章51節 そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、
      27章52節 墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる者たちの体が生き返った。
      27章53節 そして、イエスの復活の後、墓から出て来て、聖なる都に入り、多くの人々に現れた。
      27章54節 百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「本当に、この人は神の子だった」と言った。
      27章55節 またそこでは、大勢の婦人たちが遠くから見守っていた。この婦人たちは、ガリラヤからイエスに従って来て世話をしていた人々である。
      27章56節 その中には、マグダラのマリア、ヤコブとヨセフの母マリア、ゼベダイの子らの母がいた。

      マルコによる福音書 15章33節 - 41節
                ◆イエスの死
      15章33節 昼の十二時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。
      15章34節 三時にイエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
      15章35節 そばに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、「そら、エリヤを呼んでいる」と言う者がいた。
      15章36節 ある者が走り寄り、海綿に酸いぶどう酒を含ませて葦の棒に付け、「待て、エリヤが彼を降ろしに来るかどうか、見ていよう」と言いながら、イエスに飲ませようとした。
      15章37節 しかし、イエスは大声を出して息を引き取られた。
      15章38節 すると、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
      15章39節 百人隊長がイエスの方を向いて、そばに立っていた。そして、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、「本当に、この人は神の子だった」と言った。
      15章40節 また、婦人たちも遠くから見守っていた。その中には、マグダラのマリア、小ヤコブとヨセの母マリア、そしてサロメがいた。
      15章41節 この婦人たちは、イエスがガリラヤにおられたとき、イエスに従って来て世話をしていた人々である。なおそのほかにも、イエスと共にエルサレムへ上って来た婦人たちが大勢いた。

  2. [昼の十二時ごろ]

      ヨハネによる福音書 19章14節
      19章14節 それは過越祭の準備の日の、正午ごろであった。ピラトがユダヤ人たちに、「見よ、あなたたちの王だ」と言うと、

  3. [全地は暗くなり]

      アモス書 8章9節
                ◆終わりの日
      8章9節 その日が来ると、と主なる神は言われる。わたしは真昼に太陽を沈ませ/白昼に大地を闇とする。