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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書4章31節


          ◆汚れた霊に取りつかれた男をいやす   (マコ1:21-28 )

イエスはガリラヤの町カファルナウムに下って、安息日には人々を教えておられた。 [→ネストレ引照]

  1. [31−37]

      マルコによる福音書 1章21節 - 28節
                ◆汚れた霊に取りつかれた男をいやす
      1章21節 一行はカファルナウムに着いた。イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。
      1章22節 人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。
      1章23節 そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。
      1章24節 「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」
      1章25節 イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、
      1章26節 汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。
      1章27節 人々は皆驚いて、論じ合った。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」
      1章28節 イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。

  2. [カファルナウム]

      マタイによる福音書 4章13節
      4章13節 そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。

      ルカによる福音書 4章23節
      4章23節 イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」