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新共同訳引照Web版 V2.0

ルカによる福音書4章41節

悪霊もわめき立て、「お前は神の子だ」と言いながら、多くの人々から出て行った。イエスは悪霊を戒めて、ものを言うことをお許しにならなかった。悪霊は、イエスをメシアだと知っていたからである。 [→ネストレ引照]

  1. [神の子]

      マタイによる福音書 4章3節
      4章3節 すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」

      マタイによる福音書 8章29節
      8章29節 突然、彼らは叫んだ。「神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」

  2. [ものを言うことをお許しにならなかった]

      マルコによる福音書 3章12節
      3章12節 イエスは、自分のことを言いふらさないようにと霊どもを厳しく戒められた。

      ルカによる福音書 4章35節
      4章35節 イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、悪霊はその男を人々の中に投げ倒し、何の傷も負わせずに出て行った。

  3. [悪霊は、イエスをメシアだと知っていた]

      マルコによる福音書 1章34節
      1章34節 イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊はイエスを知っていたからである。