ルカによる福音書6章6節
          ◆手の萎えた人をいやす
  (マタ12:9-14 マコ3:1-6 )
また、ほかの安息日に、イエスは会堂に入って教えておられた。そこに一人の人がいて、その右手が萎えていた。
[→ネストレ引照]
●マタイによる福音書 12章9節 - 14節
          ◆手の萎えた人をいやす
12章9節 イエスはそこを去って、会堂にお入りになった。
12章10節 すると、片手の萎えた人がいた。人々はイエスを訴えようと思って、「安息日に病気を治すのは、律法で許されていますか」と尋ねた。
12章11節 そこで、イエスは言われた。「あなたたちのうち、だれか羊を一匹持っていて、それが安息日に穴に落ちた場合、手で引き上げてやらない者がいるだろうか。
12章12節 人間は羊よりもはるかに大切なものだ。だから、安息日に善いことをするのは許されている。」
12章13節 そしてその人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、もう一方の手のように元どおり良くなった。
12章14節 ファリサイ派の人々は出て行き、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。
●マルコによる福音書 3章1節 - 6節
          ◆手の萎えた人をいやす
3章1節 イエスはまた会堂にお入りになった。そこに片手の萎えた人がいた。
3章2節 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた。
3章3節 イエスは手の萎えた人に、「真ん中に立ちなさい」と言われた。
3章4節 そして人々にこう言われた。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」彼らは黙っていた。
3章5節 そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。
3章6節 ファリサイ派の人々は出て行き、早速、ヘロデ派の人々と一緒に、どのようにしてイエスを殺そうかと相談し始めた。
●ルカによる福音書 6章1節
          ◆安息日に麦の穂を摘む
6章1節 ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは麦の穂を摘み、手でもんで食べた。
●ルカによる福音書 13章14節
13章14節 ところが会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」
●ルカによる福音書 14章1節
          ◆安息日に水腫の人をいやす
14章1節 安息日のことだった。イエスは食事のためにファリサイ派のある議員の家にお入りになったが、人々はイエスの様子をうかがっていた。
●マタイによる福音書 4章23節
          ◆おびただしい病人をいやす
4章23節 イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた。