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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネによる福音書18章39節

ところで、過越祭にはだれか一人をあなたたちに釈放するのが慣例になっている。あのユダヤ人の王を釈放してほしいか。」 [→ネストレ引照]

  1. [18:39−19:16]

      マタイによる福音書 27章15節 - 18節
                ◆死刑の判決を受ける
      27章15節 ところで、祭りの度ごとに、総督は民衆の希望する囚人を一人釈放することにしていた。
      27章16節 そのころ、バラバ・イエスという評判の囚人がいた。
      27章17節 ピラトは、人々が集まって来たときに言った。「どちらを釈放してほしいのか。バラバ・イエスか。それともメシアといわれるイエスか。」
      27章18節 人々がイエスを引き渡したのは、ねたみのためだと分かっていたからである。

      マタイによる福音書 27章20節 - 23節
      27章20節 しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバを釈放して、イエスを死刑に処してもらうようにと群衆を説得した。
      27章21節 そこで、総督が、「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか」と言うと、人々は、「バラバを」と言った。
      27章22節 ピラトが、「では、メシアといわれているイエスの方は、どうしたらよいか」と言うと、皆は、「十字架につけろ」と言った。
      27章23節 ピラトは、「いったいどんな悪事を働いたというのか」と言ったが、群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び続けた。

      マルコによる福音書 15章6節 - 15節
                ◆死刑の判決を受ける
      15章6節 ところで、祭りの度ごとに、ピラトは人々が願い出る囚人を一人釈放していた。
      15章7節 さて、暴動のとき人殺しをして投獄されていた暴徒たちの中に、バラバという男がいた。
      15章8節 群衆が押しかけて来て、いつものようにしてほしいと要求し始めた。
      15章9節 そこで、ピラトは、「あのユダヤ人の王を釈放してほしいのか」と言った。
      15章10節 祭司長たちがイエスを引き渡したのは、ねたみのためだと分かっていたからである。
      15章11節 祭司長たちは、バラバの方を釈放してもらうように群衆を扇動した。
      15章12節 そこで、ピラトは改めて、「それでは、ユダヤ人の王とお前たちが言っているあの者は、どうしてほしいのか」と言った。
      15章13節 群衆はまた叫んだ。「十字架につけろ。」
      15章14節 ピラトは言った。「いったいどんな悪事を働いたというのか。」群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び立てた。
      15章15節 ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバを釈放した。そして、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。

      ルカによる福音書 23章18節 - 25節
      23章18節 しかし、人々は一斉に、「その男を殺せ。バラバを釈放しろ」と叫んだ。
      23章19節 このバラバは、都に起こった暴動と殺人のかどで投獄されていたのである。
      23章20節 ピラトはイエスを釈放しようと思って、改めて呼びかけた。
      23章21節 しかし人々は、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫び続けた。
      23章22節 ピラトは三度目に言った。「いったい、どんな悪事を働いたと言うのか。この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」
      23章23節 ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。
      23章24節 そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。
      23章25節 そして、暴動と殺人のかどで投獄されていたバラバを要求どおりに釈放し、イエスの方は彼らに引き渡して、好きなようにさせた。

  2. [ユダヤ人の王]

      マタイによる福音書 2章2節
      2章2節 言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」