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新共同訳引照Web版 V2.0

使徒言行録11章5節

「わたしがヤッファの町にいて祈っていると、我を忘れたようになって幻を見ました。大きな布のような入れ物が、四隅でつるされて、天からわたしのところまで下りて来たのです。 [→ネストレ引照]

  1. [5-14]

      使徒言行録 10章9節 - 22節
                ◆ペトロ、ヤッファで幻を見る
      10章9節 翌日、この三人が旅をしてヤッファの町に近づいたころ、ペトロは祈るため屋上に上がった。昼の十二時ごろである。
      10章10節 彼は空腹を覚え、何か食べたいと思った。人々が食事の準備をしているうちに、ペトロは我を忘れたようになり、
      10章11節 天が開き、大きな布のような入れ物が、四隅でつるされて、地上に下りて来るのを見た。
      10章12節 その中には、あらゆる獣、地を這うもの、空の鳥が入っていた。
      10章13節 そして、「ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい」と言う声がした。
      10章14節 しかし、ペトロは言った。「主よ、とんでもないことです。清くない物、汚れた物は何一つ食べたことがありません。」
      10章15節 すると、また声が聞こえてきた。「神が清めた物を、清くないなどと、あなたは言ってはならない。」
      10章16節 こういうことが三度あり、その入れ物は急に天に引き上げられた。
      10章17節 ペトロが、今見た幻はいったい何だろうかと、ひとりで思案に暮れていると、コルネリウスから差し向けられた人々が、シモンの家を探し当てて門口に立ち、
      10章18節 声をかけて、「ペトロと呼ばれるシモンという方が、ここに泊まっておられますか」と尋ねた。
      10章19節 ペトロがなおも幻について考え込んでいると、“霊”がこう言った。「三人の者があなたを探しに来ている。
      10章20節 立って下に行き、ためらわないで一緒に出発しなさい。わたしがあの者たちをよこしたのだ。」
      10章21節 ペトロは、その人々のところへ降りて行って、「あなたがたが探しているのは、このわたしです。どうして、ここへ来られたのですか」と言った。
      10章22節 すると、彼らは言った。「百人隊長のコルネリウスは、正しい人で神を畏れ、すべてのユダヤ人に評判の良い人ですが、あなたを家に招いて話を聞くようにと、聖なる天使からお告げを受けたのです。」

  2. [我を忘れたようになって]

      使徒言行録 10章10節
      10章10節 彼は空腹を覚え、何か食べたいと思った。人々が食事の準備をしているうちに、ペトロは我を忘れたようになり、

      使徒言行録 22章17節
                ◆パウロ、異邦人のための宣教者となる
      22章17節 「さて、わたしはエルサレムに帰って来て、神殿で祈っていたとき、我を忘れた状態になり、

  3. [幻を見ました]

      使徒言行録 9章10節
      9章10節 ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。幻の中で主が、「アナニア」と呼びかけると、アナニアは、「主よ、ここにおります」と言った。