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新共同訳引照Web版 V2.0

使徒言行録15章20節

ただ、偶像に供えて汚れた肉と、みだらな行いと、絞め殺した動物の肉と、血とを避けるようにと、手紙を書くべきです。 [→ネストレ引照]

  1. [節全体]

      ダニエル書 1章8節
      1章8節 ダニエルは宮廷の肉類と酒で自分を汚すまいと決心し、自分を汚すようなことはさせないでほしいと侍従長に願い出た。

      使徒言行録 15章29節
      15章29節 すなわち、偶像に献げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることです。以上を慎めばよいのです。健康を祈ります。」

      使徒言行録 21章25節
      21章25節 また、異邦人で信者になった人たちについては、わたしたちは既に手紙を書き送りました。それは、偶像に献げた肉と、血と、絞め殺した動物の肉とを口にしないように、また、みだらな行いを避けるようにという決定です。」

      コリントの信徒への手紙一 8章7節 - 13節
      8章7節 しかし、この知識がだれにでもあるわけではありません。ある人たちは、今までの偶像になじんできた習慣にとらわれて、肉を食べる際に、それが偶像に供えられた肉だということが念頭から去らず、良心が弱いために汚されるのです。
      8章8節 わたしたちを神のもとに導くのは、食物ではありません。食べないからといって、何かを失うわけではなく、食べたからといって、何かを得るわけではありません。
      8章9節 ただ、あなたがたのこの自由な態度が、弱い人々を罪に誘うことにならないように、気をつけなさい。
      8章10節 知識を持っているあなたが偶像の神殿で食事の席に着いているのを、だれかが見ると、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に供えられたものを食べるようにならないだろうか。
      8章11節 そうなると、あなたの知識によって、弱い人が滅びてしまいます。その兄弟のためにもキリストが死んでくださったのです。
      8章12節 このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を傷つけるのは、キリストに対して罪を犯すことなのです。
      8章13節 それだから、食物のことがわたしの兄弟をつまずかせるくらいなら、兄弟をつまずかせないために、わたしは今後決して肉を口にしません。

      コリントの信徒への手紙一 10章7節 - 8節
      10章7節 彼らの中のある者がしたように、偶像を礼拝してはいけない。「民は座って飲み食いし、立って踊り狂った」と書いてあります。
      10章8節 彼らの中のある者がしたように、みだらなことをしないようにしよう。みだらなことをした者は、一日で二万三千人倒れて死にました。

      コリントの信徒への手紙一 10章14節 - 28節
      10章14節 わたしの愛する人たち、こういうわけですから、偶像礼拝を避けなさい。
      10章15節 わたしはあなたがたを分別ある者と考えて話します。わたしの言うことを自分で判断しなさい。
      10章16節 わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。
      10章17節 パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。
      10章18節 肉によるイスラエルの人々のことを考えてみなさい。供え物を食べる人は、それが供えてあった祭壇とかかわる者になるのではありませんか。
      10章19節 わたしは何を言おうとしているのか。偶像に供えられた肉が何か意味を持つということでしょうか。それとも、偶像が何か意味を持つということでしょうか。
      10章20節 いや、わたしが言おうとしているのは、偶像に献げる供え物は、神ではなく悪霊に献げている、という点なのです。わたしは、あなたがたに悪霊の仲間になってほしくありません。
      10章21節 主の杯と悪霊の杯の両方を飲むことはできないし、主の食卓と悪霊の食卓の両方に着くことはできません。
      10章22節 それとも、主にねたみを起こさせるつもりなのですか。わたしたちは、主より強い者でしょうか。
                ◆すべてを神の栄光のために
      10章23節 「すべてのことが許されている。」しかし、すべてのことが益になるわけではない。「すべてのことが許されている。」しかし、すべてのことがわたしたちを造り上げるわけではない。
      10章24節 だれでも、自分の利益ではなく他人の利益を追い求めなさい。
      10章25節 市場で売っているものは、良心の問題としていちいち詮索せず、何でも食べなさい。
      10章26節 「地とそこに満ちているものは、主のもの」だからです。
      10章27節 あなたがたが、信仰を持っていない人から招待され、それに応じる場合、自分の前に出されるものは、良心の問題としていちいち詮索せず、何でも食べなさい。
      10章28節 しかし、もしだれかがあなたがたに、「これは偶像に供えられた肉です」と言うなら、その人のため、また、良心のために食べてはいけません。

      ヨハネの黙示録 2章14節
      2章14節 しかし、あなたに対して少しばかり言うべきことがある。あなたのところには、バラムの教えを奉ずる者がいる。バラムは、イスラエルの子らの前につまずきとなるものを置くようにバラクに教えた。それは、彼らに偶像に献げた肉を食べさせ、みだらなことをさせるためだった。

      ヨハネの黙示録 2章20節
      2章20節 しかし、あなたに対して言うべきことがある。あなたは、あのイゼベルという女のすることを大目に見ている。この女は、自ら預言者と称して、わたしの僕たちを教え、また惑わして、みだらなことをさせ、偶像に献げた肉を食べさせている。

  2. [血とを避けるように]

      創世記 9章4節
      9章4節 ただし、肉は命である血を含んだまま食べてはならない。

      レビ記 3章17節
      3章17節 脂肪と血は決して食べてはならない。これはあなたたちがどこに住もうとも、代々にわたって守るべき不変の定めである。

      レビ記 7章26節
      7章26節 あなたたちがどこに住もうとも、鳥類および動物の血は決して食用に供してはならない。

      レビ記 17章10節
                ◆血を飲むな
      17章10節 イスラエルの家の者であれ、彼らのもとに寄留する者であれ、血を食べる者があるならば、わたしは血を食べる者にわたしの顔を向けて、民の中から必ず彼を断つ。

      レビ記 17章14節
      17章14節 すべての生き物の命はその血であり、それは生きた体の内にあるからである。わたしはイスラエルの人々に言う。いかなる生き物の血も、決して食べてはならない。すべての生き物の命は、その血だからである。それを食べる者は断たれる。

      レビ記 19章26節
      19章26節 あなたたちは血を含んだ肉を食べてはならない。占いや呪術を行ってはならない。

      申命記 12章16節
      12章16節 ただし、その血は食べてはならず、水のように地面に注ぎ出さねばならない。

      申命記 12章23節
      12章23節 ただ、その血は断じて食べてはならない。血は命であり、命を肉と共に食べてはならないからである。

      申命記 15章23節
      15章23節 ただし、その血を食べてはならず、水のように地面に注ぎ出さねばならない。