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新共同訳引照Web版 V2.0

使徒言行録23章6節

パウロは、議員の一部がサドカイ派、一部がファリサイ派であることを知って、議場で声を高めて言った。「兄弟たち、わたしは生まれながらのファリサイ派です。死者が復活するという望みを抱いていることで、わたしは裁判にかけられているのです。」 [→ネストレ引照]

  1. [サドカイ派]

      マタイによる福音書 3章7節
      3章7節 ヨハネは、ファリサイ派やサドカイ派の人々が大勢、洗礼を受けに来たのを見て、こう言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。

      マタイによる福音書 22章23節
                ◆復活についての問答
      22章23節 その同じ日、復活はないと言っているサドカイ派の人々が、イエスに近寄って来て尋ねた。

  2. [兄弟たち]

      使徒言行録 23章1節
      23章1節 そこで、パウロは最高法院の議員たちを見つめて言った。「兄弟たち、わたしは今日に至るまで、あくまでも良心に従って神の前で生きてきました。」

  3. [ファリサイ派]

      使徒言行録 22章3節
      22章3節 「わたしは、キリキア州のタルソスで生まれたユダヤ人です。そして、この都で育ち、ガマリエルのもとで先祖の律法について厳しい教育を受け、今日の皆さんと同じように、熱心に神に仕えていました。

      使徒言行録 26章5節
      26章5節 彼らは以前から私を知っているのです。だから、私たちの宗教の中でいちばん厳格な派である、ファリサイ派の一員として私が生活していたことを、彼らは証言しようと思えば、証言できるのです。

      フィリピの信徒への手紙 3章5節
      3章5節 わたしは生まれて八日目に割礼を受け、イスラエルの民に属し、ベニヤミン族の出身で、ヘブライ人の中のヘブライ人です。律法に関してはファリサイ派の一員、

  4. [死者が復活するという望みを抱いていることで]

      使徒言行録 2章24節
      2章24節 しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。

      使徒言行録 24章15節
      24章15節 更に、正しい者も正しくない者もやがて復活するという希望を、神に対して抱いています。この希望は、この人たち自身も同じように抱いております。

      使徒言行録 24章21節
      24章21節 彼らの中に立って、『死者の復活のことで、私は今日あなたがたの前で裁判にかけられているのだ』と叫んだだけなのです。」

      使徒言行録 26章8節
      26章8節 神が死者を復活させてくださるということを、あなたがたはなぜ信じ難いとお考えになるのでしょうか。

      コリントの信徒への手紙一 15章12節
                ◆死者の復活
      15章12節 キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死者の復活などない、と言っているのはどういうわけですか。