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新共同訳引照Web版 V2.0

使徒言行録23章9節

そこで、騒ぎは大きくなった。ファリサイ派の数人の律法学者が立ち上がって激しく論じ、「この人には何の悪い点も見いだせない。霊か天使かが彼に話しかけたのだろうか」と言った。 [→ネストレ引照]

  1. [律法学者]

      マルコによる福音書 2章16節
      2章16節 ファリサイ派の律法学者は、イエスが罪人や徴税人と一緒に食事をされるのを見て、弟子たちに、「どうして彼は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。

      ルカによる福音書 5章30節
      5章30節 ファリサイ派の人々やその派の律法学者たちはつぶやいて、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなたたちは、徴税人や罪人などと一緒に飲んだり食べたりするのか。」

  2. [この人には何の悪い点も見いだせない。]

      ルカによる福音書 23章4節
      23章4節 ピラトは祭司長たちと群衆に、「わたしはこの男に何の罪も見いだせない」と言った。

      ヨハネによる福音書 18章38節
      18章38節 ピラトは言った。「真理とは何か。」
                ◆死刑の判決を受ける
      18章38節 ピラトは、こう言ってからもう一度、ユダヤ人たちの前に出て来て言った。「わたしはあの男に何の罪も見いだせない。

      使徒言行録 23章29節
      23章29節 ところが、彼が告発されているのは、ユダヤ人の律法に関する問題であって、死刑や投獄に相当する理由はないことが分かりました。

      使徒言行録 25章15節
      25章15節 わたしがエルサレムに行ったときに、祭司長たちやユダヤ人の長老たちがこの男を訴え出て、有罪の判決を下すように要求したのです。

  3. []

      使徒言行録 23章8節
      23章8節 サドカイ派は復活も天使も霊もないと言い、ファリサイ派はこのいずれをも認めているからである。

  4. [天使]

      ヨハネによる福音書 12章29節
      12章29節 そばにいた群衆は、これを聞いて、「雷が鳴った」と言い、ほかの者たちは「天使がこの人に話しかけたのだ」と言った。

      エフェソの信徒への手紙 1章17節
      1章17節 どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、

      ヨハネの手紙一 4章1節
                ◆偽りの霊と真実の霊
      4章1節 愛する者たち、どの霊も信じるのではなく、神から出た霊かどうかを確かめなさい。偽預言者が大勢世に出て来ているからです。