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新共同訳引照Web版 V2.0

使徒言行録3章14節

聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。 [→ネストレ引照]

  1. [聖なる]

      マルコによる福音書 1章24節
      1章24節 「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」

      使徒言行録 4章27節
      4章27節 事実、この都でヘロデとポンティオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民と一緒になって、あなたが油を注がれた聖なる僕イエスに逆らいました。

  2. [正しい方]

      使徒言行録 7章52節
      7章52節 いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、一人でもいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを預言した人々を殺しました。そして今や、あなたがたがその方を裏切る者、殺す者となった。

      コリントの信徒への手紙二 5章21節
      5章21節 罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

  3. [要求した]

      マタイによる福音書 27章20節
      27章20節 しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバを釈放して、イエスを死刑に処してもらうようにと群衆を説得した。

      マルコによる福音書 15章11節
      15章11節 祭司長たちは、バラバの方を釈放してもらうように群衆を扇動した。

      ルカによる福音書 23章18節 - 25節
      23章18節 しかし、人々は一斉に、「その男を殺せ。バラバを釈放しろ」と叫んだ。
      23章19節 このバラバは、都に起こった暴動と殺人のかどで投獄されていたのである。
      23章20節 ピラトはイエスを釈放しようと思って、改めて呼びかけた。
      23章21節 しかし人々は、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫び続けた。
      23章22節 ピラトは三度目に言った。「いったい、どんな悪事を働いたと言うのか。この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」
      23章23節 ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。
      23章24節 そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。
      23章25節 そして、暴動と殺人のかどで投獄されていたバラバを要求どおりに釈放し、イエスの方は彼らに引き渡して、好きなようにさせた。

      ヨハネによる福音書 18章39節 - 40節
      18章39節 ところで、過越祭にはだれか一人をあなたたちに釈放するのが慣例になっている。あのユダヤ人の王を釈放してほしいか。」
      18章40節 すると、彼らは、「その男ではない。バラバを」と大声で言い返した。バラバは強盗であった。