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新共同訳引照Web版 V2.0

使徒言行録7章47節

神のために家を建てたのはソロモンでした。 [→ネストレ引照]

  1. [節全体]

      列王記上 6章1節 - 38節
                ◆神殿の建築
      6章1節 ソロモン王が主の神殿の建築に着手したのは、イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王になってから四年目のジウの月、すなわち第二の月であった。
      6章2節 ソロモン王が主のために築いた神殿は、奥行きが六十アンマ、間口が二十アンマ、高さが三十アンマであった。
      6章3節 神殿の外陣の前にある前廊は、奥行きが神殿の間口と同様に二十アンマであり、間口は神殿の前で十アンマであった。
      6章4節 神殿には格子作りの窓を付けた。
      6章5節 神殿の壁の周囲には脇間、すなわち外陣と内陣のある神殿の壁の周囲に取り囲むように脇廊を造った。
      6章6節 この脇間の幅は、一階五アンマ、二階六アンマ、三階七アンマであった。それは、脇間が下になるほど狭くなるようにして、建物の壁に梁をはめ込まずに済むようにしたからである。
      6章7節 神殿の建築は、石切り場でよく準備された石を用いて行われたので、建築中の神殿では、槌、つるはし、その他、鉄の道具の音は全く聞こえなかった。
      6章8節 二階の脇廊に通じる入り口は、神殿の右側にあり、らせん階段で二階へ、更に二階から三階へと上がるように造られていた。
      6章9節 ソロモンは神殿の建築を完了するにあたり、レバノン杉の梁と板で神殿の天井を造った。
      6章10節 なお、神殿全体に付けられた脇間は、各階の高さが五アンマであり、レバノン杉の材木で神殿に固定された。
      6章11節 そのとき、主の言葉がソロモンに臨んだ。
      6章12節 「あなたが建てている神殿について、もしあなたがわたしの掟に従って歩み、わたしの法を実行し、わたしのどの戒めにも従って歩むなら、わたしは父ダビデに告げた約束をあなたに対して果たそう。
      6章13節 わたしはイスラエルの人々の中に住み、わが民イスラエルを見捨てることはない。」
      6章14節 こうしてソロモンは神殿の建築を完了した。
      6章15節 彼は神殿の内壁を床から天井の壁面までレバノン杉の板で仕上げ、内部を木材で覆った。神殿の床にも糸杉の板を張り詰めた。
      6章16節 また、神殿の奥の部分二十アンマに床から天井の壁面までレバノン杉の板を張って、内部に内陣、すなわち至聖所を造った。
      6章17節 その前にある外陣と言われる部分は四十アンマであった。
      6章18節 神殿の内部にあるレバノン杉の壁面はひょうたんと花模様の浮き彫りで飾られていた。全面がレバノン杉で出来ていて、石は全く見えなかった。
      6章19節 神殿の奥に設けられた内陣は、主の契約の箱を安置するためのものであった。
      6章20節 この内陣は奥行きが二十アンマ、間口が二十アンマ、高さが二十アンマであり、彼はこれと、その前のレバノン杉の祭壇を純金で覆った。
      6章21節 またソロモンは、神殿の奥を純金で覆い、内陣の前には金の鎖を渡し、これを金で覆った。
      6章22節 このように、彼は神殿全体をその隅々まで金で覆い、内陣にある祭壇もすべて金で覆った。
      6章23節 ソロモンはオリーブ材で二体のケルビムを作り、内陣に据えた。その高さは十アンマであった。
      6章24節 ケルビムの翼は一方が五アンマで、他方も五アンマ、一方の翼の先から他方の翼の先まで十アンマであった。
      6章25節 もう一体のケルビムも十アンマで、ケルビムは二体とも同形同寸であった。
      6章26節 一方のケルビムは高さが十アンマで、もう一方のケルビムも同様であった。
      6章27節 ソロモンはこのケルビムを神殿の奥に置いた。二体のケルビムはそれぞれ翼を広げ、一方のケルビムの翼が一方の壁に触れ、もう一方のケルビムの翼も、もう一方の壁に触れていた。また、それぞれの内側に向かった翼は接し合っていた。
      6章28節 彼はケルビムも金で覆った。
      6章29節 神殿の周囲の壁面はすべて、内側の部屋も外側の部屋も、ケルビムとなつめやしと花模様の浮き彫りが施されていた。
      6章30節 神殿の床には、内側の部屋も外側の部屋も全面に金を張り詰めた。
      6章31節 ソロモンは内陣の入り口にオリーブ材の扉を付けた。壁柱と門柱は五角形であった。
      6章32節 そのオリーブ材の二枚の扉にもケルビムとなつめやしと花模様を浮き彫りにして、これを金で覆った。ケルビムとなつめやしの上にも金を張った。
      6章33節 同様に外陣の入り口にもオリーブ材の門柱を付けた。これは四角形であった。
      6章34節 そして糸杉材の二枚の扉を付けた。その一方の扉の二枚の板戸は折り畳み戸、もう一方の扉の二枚の板戸も折り畳み戸であった。
      6章35節 そこにもケルビムとなつめやしと花模様を浮き彫りにし、彫られているところによく合わせて金を張った。
      6章36節 また内庭を造り、切り石を三列、レバノン杉の角材を一列重ねて据えた。
      6章37節 主の神殿の基礎が据えられたのが、ソロモンの治世第四年のジウの月、
      6章38節 同第十一年のブルの月、すなわち第八の月に神殿はその細部に至るまで計画どおりに完成した。その建築には七年を要した。

      列王記上 8章20節
      8章20節 主は約束なさったことを実現された。主が約束なさったとおり、わたしは父ダビデに代わって立ち、イスラエルの王座につき、イスラエルの神、主の御名のためにこの神殿を建てた。

      歴代史下 3章1節 - 17節
      3章1節 ソロモンはエルサレムのモリヤ山で、主の神殿の建築を始めた。そこは、主が父ダビデに御自身を現され、ダビデがあらかじめ準備しておいた所で、かつてエブス人オルナンの麦打ち場があった。
      3章2節 建築を始めたのは、その治世第四年の第二の月の二日であった。
      3章3節 神殿建築のためにソロモンが据えた基礎は、次のような規模のものであった。奥行きは古い尺度に従って六十アンマ、間口は二十アンマ。
      3章4節 前廊は、奥行きが神殿の間口と同じ二十アンマ。高さは百二十アンマ。彼は純金で内部を覆った。
      3章5節 この大いなる神殿に糸杉材をはり付け、それを上質の金で覆い、その上になつめやしと網目模様の浮き彫りを施し、
      3章6節 宝石で神殿を美しく飾った。金はパルワイムの金であった。
      3章7節 神殿の梁、敷居、壁、扉も金で覆い、壁にはケルビムの浮き彫りをつけた。
      3章8節 また彼は至聖所を造った。その奥行きは神殿の間口と同じ二十アンマ、その間口も二十アンマであり、上質の金六百キカルで覆った。
      3章9節 釘は金で重さが五十シェケル、階上の部屋も金で覆った。
      3章10節 彼は、至聖所の中に二体のケルビムを鋳物で造り、それを金で覆った。
      3章11節 その二体のケルビムの翼は長さが合わせて二十アンマであった。一方のケルビムの翼の一つは五アンマで神殿の壁に触れ、もう一つの翼も五アンマで、もう一方のケルビムの翼に触れていた。
      3章12節 このもう一方のケルビムの翼も、一つは五アンマで神殿の壁に触れ、もう一つの翼も五アンマで、他方のケルビムの翼に触れていた。
      3章13節 このケルビムの広げた翼は合わせて二十アンマであった。ケルビムは顔を内側に向けて足で立っていた。
      3章14節 彼は、青の織物、深紅の織物、緋の織物、麻の織物で垂れ幕を作ったが、それにもケルビムの縫い取りを施した。
      3章15節 彼は神殿の前に二本の柱を作った。高さは三十五アンマ、頂の柱頭は五アンマであった。
      3章16節 また内陣に網目模様の浮き彫りを造り、それを柱頭につけ、百個のざくろを造って、網目模様の浮き彫りにつけた。
      3章17節 その柱を聖所の正面の右と左に一本ずつ立て、右の柱をヤキン、左の柱をボアズと名付けた。

      歴代史下 5章1節
      5章1節 ソロモン王は、主の神殿のために行われてきた仕事がすべて完了すると、父ダビデが聖別した物、銀、金、その他あらゆる祭具を運び入れ、神殿の宝物庫に納めた。

      歴代史下 6章2節
      6章2節 荘厳な神殿を/いつの世にもとどまっていただける聖所を/わたしはあなたのために建てました。」