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新共同訳引照Web版 V2.0

ローマの信徒への手紙9章30節


          ◆イスラエルと福音

では、どういうことになるのか。義を求めなかった異邦人が、義、しかも信仰による義を得ました。 [→ネストレ引照]

  1. [では、どういうことになるのか]

      ローマの信徒への手紙 9章14節
      9章14節 では、どういうことになるのか。神に不義があるのか。決してそうではない。

  2. [信仰による義]

      ローマの信徒への手紙 1章17節
      1章17節 福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

      ローマの信徒への手紙 3章21節 - 22節
                ◆信仰による義
      3章21節 ところが今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。
      3章22節 すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。

      ローマの信徒への手紙 10章6節
      10章6節 しかし、信仰による義については、こう述べられています。「心の中で『だれが天に上るか』と言ってはならない。」これは、キリストを引き降ろすことにほかなりません。

      ガラテヤの信徒への手紙 2章16節
      2章16節 けれども、人は律法の実行ではなく、ただイエス・キリストへの信仰によって義とされると知って、わたしたちもキリスト・イエスを信じました。これは、律法の実行ではなく、キリストへの信仰によって義としていただくためでした。なぜなら、律法の実行によっては、だれ一人として義とされないからです。

      ガラテヤの信徒への手紙 3章24節
      3章24節 こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。

      フィリピの信徒への手紙 3章9節
      3章9節 キリストの内にいる者と認められるためです。わたしには、律法から生じる自分の義ではなく、キリストへの信仰による義、信仰に基づいて神から与えられる義があります。

      ヘブライ人への手紙 11章7節
      11章7節 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神のお告げを受けたとき、恐れかしこみながら、自分の家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世界を罪に定め、また信仰に基づく義を受け継ぐ者となりました。