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新共同訳引照Web版 V2.0

コリントの信徒への手紙一4章6節

兄弟たち、あなたがたのためを思い、わたし自身とアポロとに当てはめて、このように述べてきました。それは、あなたがたがわたしたちの例から、「書かれているもの以上に出ない」ことを学ぶためであり、だれも、一人を持ち上げてほかの一人をないがしろにし、高ぶることがないようにするためです。 [→ネストレ引照]

  1. [わたし自身とアポロとに当てはめて]

      コリントの信徒への手紙一 1章12節
      1章12節 あなたがたはめいめい、「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」「わたしはケファに」「わたしはキリストに」などと言い合っているとのことです。

      コリントの信徒への手紙一 3章4節
      3章4節 ある人が「わたしはパウロにつく」と言い、他の人が「わたしはアポロに」などと言っているとすれば、あなたがたは、ただの人にすぎないではありませんか。

  2. [このように述べてきました]

      コリントの信徒への手紙一 1章19節
      1章19節 それは、こう書いてあるからです。「わたしは知恵ある者の知恵を滅ぼし、/賢い者の賢さを意味のないものにする。」

      コリントの信徒への手紙一 1章31節
      1章31節 「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりになるためです。

      コリントの信徒への手紙一 3章19節 - 20節
      3章19節 この世の知恵は、神の前では愚かなものだからです。「神は、知恵のある者たちを/その悪賢さによって捕らえられる」と書いてあり、
      3章20節 また、/「主は知っておられる、/知恵のある者たちの論議がむなしいことを」とも書いてあります。

  3. [高ぶることがないように]

      コリントの信徒への手紙一 4章18節 - 19節
      4章18節 わたしがもう一度あなたがたのところへ行くようなことはないと見て、高ぶっている者がいるそうです。
      4章19節 しかし、主の御心であれば、すぐにでもあなたがたのところに行こう。そして、高ぶっている人たちの、言葉ではなく力を見せてもらおう。

      コリントの信徒への手紙一 8章1節
                ◆偶像に供えられた肉
      8章1節 偶像に供えられた肉について言えば、「我々は皆、知識を持っている」ということは確かです。ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる。

      コリントの信徒への手紙一 13章4節
      13章4節 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。

      コロサイの信徒への手紙 2章18節
      2章18節 偽りの謙遜と天使礼拝にふける者から、不利な判断を下されてはなりません。こういう人々は、幻で見たことを頼りとし、肉の思いによって根拠もなく思い上がっているだけで、