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新共同訳引照Web版 V2.0

コリントの信徒への手紙一8章1節


          ◆偶像に供えられた肉

偶像に供えられた肉について言えば、「我々は皆、知識を持っている」ということは確かです。ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる。 [→ネストレ引照]

  1. [偶像に供えられた肉について]

      使徒言行録 15章20節
      15章20節 ただ、偶像に供えて汚れた肉と、みだらな行いと、絞め殺した動物の肉と、血とを避けるようにと、手紙を書くべきです。

      コリントの信徒への手紙一 8章4節
      8章4節 そこで、偶像に供えられた肉を食べることについてですが、世の中に偶像の神などはなく、また、唯一の神以外にいかなる神もいないことを、わたしたちは知っています。

      コリントの信徒への手紙一 8章7節
      8章7節 しかし、この知識がだれにでもあるわけではありません。ある人たちは、今までの偶像になじんできた習慣にとらわれて、肉を食べる際に、それが偶像に供えられた肉だということが念頭から去らず、良心が弱いために汚されるのです。

      コリントの信徒への手紙一 8章10節
      8章10節 知識を持っているあなたが偶像の神殿で食事の席に着いているのを、だれかが見ると、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に供えられたものを食べるようにならないだろうか。

  2. [知識を持っている]

      コリントの信徒への手紙一 8章10節
      8章10節 知識を持っているあなたが偶像の神殿で食事の席に着いているのを、だれかが見ると、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に供えられたものを食べるようにならないだろうか。

      コリントの信徒への手紙一 10章15節
      10章15節 わたしはあなたがたを分別ある者と考えて話します。わたしの言うことを自分で判断しなさい。

  3. [知識は人を高ぶらせる]

      コリントの信徒への手紙一 1章31節
      1章31節 「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりになるためです。

      コリントの信徒への手紙一 3章21節
      3章21節 ですから、だれも人間を誇ってはなりません。すべては、あなたがたのものです。

      コリントの信徒への手紙一 4章6節 - 7節
      4章6節 兄弟たち、あなたがたのためを思い、わたし自身とアポロとに当てはめて、このように述べてきました。それは、あなたがたがわたしたちの例から、「書かれているもの以上に出ない」ことを学ぶためであり、だれも、一人を持ち上げてほかの一人をないがしろにし、高ぶることがないようにするためです。
      4章7節 あなたをほかの者たちよりも、優れた者としたのは、だれです。いったいあなたの持っているもので、いただかなかったものがあるでしょうか。もしいただいたのなら、なぜいただかなかったような顔をして高ぶるのですか。

  4. [愛は造り上げる]

      ローマの信徒への手紙 14章19節
      14章19節 だから、平和や互いの向上に役立つことを追い求めようではありませんか。