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新共同訳引照Web版 V2.0

コリントの信徒への手紙二12章20節

わたしは心配しています。そちらに行ってみると、あなたがたがわたしの期待していたような人たちではなく、わたしの方もあなたがたの期待どおりの者ではない、ということにならないだろうか。争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、陰口、高慢、騒動などがあるのではないだろうか。 [→ネストレ引照]

  1. [節全体]

      コリントの信徒への手紙一 4章21節
      4章21節 あなたがたが望むのはどちらですか。わたしがあなたがたのところへ鞭を持って行くことですか、それとも、愛と柔和な心で行くことですか。

      コリントの信徒への手紙二 2章1節 - 4節
      2章1節 そこでわたしは、そちらに行くことで再びあなたがたを悲しませるようなことはすまい、と決心しました。
      2章2節 もしあなたがたを悲しませるとすれば、わたしが悲しませる人以外のいったいだれが、わたしを喜ばせてくれるでしょう。
      2章3節 あのようなことを書いたのは、そちらに行って、喜ばせてもらえるはずの人たちから悲しい思いをさせられたくなかったからです。わたしの喜びはあなたがたすべての喜びでもあると、あなたがた一同について確信しているからです。
      2章4節 わたしは、悩みと愁いに満ちた心で、涙ながらに手紙を書きました。あなたがたを悲しませるためではなく、わたしがあなたがたに対してあふれるほど抱いている愛を知ってもらうためでした。

  2. [争い]

      コリントの信徒への手紙一 1章11節
      1章11節 わたしの兄弟たち、実はあなたがたの間に争いがあると、クロエの家の人たちから知らされました。

      コリントの信徒への手紙一 3章3節
      3章3節 相変わらず肉の人だからです。お互いの間にねたみや争いが絶えない以上、あなたがたは肉の人であり、ただの人として歩んでいる、ということになりはしませんか。

  3. [怒り]

      ガラテヤの信徒への手紙 5章20節
      5章20節 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、

  4. [党派心]

      ローマの信徒への手紙 2章8節
      2章8節 反抗心にかられ、真理ではなく不義に従う者には、怒りと憤りをお示しになります。

      コリントの信徒への手紙一 11章19節
      11章19節 あなたがたの間で、だれが適格者かはっきりするためには、仲間争いも避けられないかもしれません。

  5. [そしり]

      ローマの信徒への手紙 1章30節
      1章30節 人をそしり、神を憎み、人を侮り、高慢であり、大言を吐き、悪事をたくらみ、親に逆らい、

      ヤコブの手紙 4章11節
                ◆兄弟を裁くな
      4章11節 兄弟たち、悪口を言い合ってはなりません。兄弟の悪口を言ったり、自分の兄弟を裁いたりする者は、律法の悪口を言い、律法を裁くことになります。もし律法を裁くなら、律法の実践者ではなくて、裁き手です。

      ペテロの手紙一 2章1節
                ◆生きた石、聖なる国民
      2章1節 だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、

  6. [高慢]

      ローマの信徒への手紙 1章30節
      1章30節 人をそしり、神を憎み、人を侮り、高慢であり、大言を吐き、悪事をたくらみ、親に逆らい、

      コリントの信徒への手紙一 4章6節
      4章6節 兄弟たち、あなたがたのためを思い、わたし自身とアポロとに当てはめて、このように述べてきました。それは、あなたがたがわたしたちの例から、「書かれているもの以上に出ない」ことを学ぶためであり、だれも、一人を持ち上げてほかの一人をないがしろにし、高ぶることがないようにするためです。

      コリントの信徒への手紙一 4章18節
      4章18節 わたしがもう一度あなたがたのところへ行くようなことはないと見て、高ぶっている者がいるそうです。

      コリントの信徒への手紙一 5章2節
      5章2節 それにもかかわらず、あなたがたは高ぶっているのか。むしろ悲しんで、こんなことをする者を自分たちの間から除外すべきではなかったのですか。