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新共同訳引照Web版 V2.0

ヘブライ人への手紙2章10節

というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。 [→ネストレ引照]

  1. [救いの創始者]

      使徒言行録 3章15節
      3章15節 あなたがたは、命への導き手である方を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。わたしたちは、このことの証人です。

      使徒言行録 5章31節
      5章31節 神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、この方を導き手とし、救い主として、御自分の右に上げられました。

  2. [苦しみを通して]

      ルカによる福音書 24章26節
      24章26節 メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」

      ヘブライ人への手紙 13章12節
      13章12節 それで、イエスもまた、御自分の血で民を聖なる者とするために、門の外で苦難に遭われたのです。

  3. [完全な者とされた]

      ヘブライ人への手紙 5章9節
      5章9節 そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、

      ヘブライ人への手紙 7章28節
      7章28節 律法は弱さを持った人間を大祭司に任命しますが、律法の後になされた誓いの御言葉は、永遠に完全な者とされておられる御子を大祭司としたのです。