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新共同訳引照Web版 V2.0

ペテロの手紙二2章16節

それで、その過ちに対するとがめを受けました。ものを言えないろばが人間の声で話して、この預言者の常軌を逸した行いをやめさせたのです。 [→ネストレ引照]

  1. [節全体]

      民数記 22章21節 - 30節
      22章21節 バラムは朝起きるとろばに鞍をつけ、モアブの長と共に出かけた。
                ◆バラムとろば
      22章22節 ところが、彼が出発すると、神の怒りが燃え上がった。主の御使いは彼を妨げる者となって、道に立ちふさがった。バラムはろばに乗り、二人の若者を従えていた。
      22章23節 主の御使いが抜き身の剣を手にして道に立ちふさがっているのを見たろばは、道をそれて畑に踏み込んだ。バラムはろばを打って、道に戻そうとした。
      22章24節 主の御使いは、ぶどう畑の間の狭い道に立っていた。道の両側には石垣があった。
      22章25節 ろばは主の御使いを見て、石垣に体を押しつけ、バラムの足も石垣に押しつけたので、バラムはまた、ろばを打った。
      22章26節 主の御使いは更に進んで来て、右にも左にもそれる余地のない狭い場所に立ちふさがった。
      22章27節 ろばは主の御使いを見て、バラムを乗せたままうずくまってしまった。バラムは怒りを燃え上がらせ、ろばを杖で打った。
      22章28節 主がそのとき、ろばの口を開かれたので、ろばはバラムに言った。「わたしがあなたに何をしたというのですか。三度もわたしを打つとは。」
      22章29節 バラムはろばに言った。「お前が勝手なことをするからだ。もし、わたしの手に剣があったら、即座に殺していただろう。」
      22章30節 ろばはバラムに言った。「わたしはあなたのろばですし、あなたは今日までずっとわたしに乗って来られたではありませんか。今まであなたに、このようなことをしたことがあるでしょうか。」彼は言った。「いや、なかった。」