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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネの黙示録18章2節

天使は力強い声で叫んだ。「倒れた。大バビロンが倒れた。そして、そこは悪霊どもの住みか、/あらゆる汚れた霊の巣窟、/あらゆる汚れた鳥の巣窟、/あらゆる汚れた忌まわしい獣の巣窟となった。 [→ネストレ引照]

  1. [倒れた]

      イザヤ書 21章9節
      21章9節 見よ、あそこにやって来た/二頭立ての戦車を駆る者が。」その人は叫んで、言った。「倒れた、倒れた、バビロンが。神々の像はすべて砕かれ、地に落ちた。」

      ヨハネの黙示録 14章8節
      14章8節 また、別の第二の天使が続いて来て、こう言った。「倒れた。大バビロンが倒れた。怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を、諸国の民に飲ませたこの都が。」

  2. [大バビロンが倒れた]

      ヨハネの黙示録 14章8節
      14章8節 また、別の第二の天使が続いて来て、こう言った。「倒れた。大バビロンが倒れた。怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を、諸国の民に飲ませたこの都が。」

  3. [悪霊どもの住みか]

      イザヤ書 13章21節 - 22節
      13章21節 かえって、ハイエナがそこに伏し/家々にはみみずくが群がり/駝鳥が住み、山羊の魔神が踊る。
      13章22節 立ち並ぶ館の中で、山犬が/華やかだった宮殿で、ジャッカルがほえる。今や、都に終わりの時が迫る。その日が遅れることは決してない。

      イザヤ書 34章11節
      34章11節 ふくろうと山あらしがその土地を奪い/みみずくと烏がそこに住む。主はその上に混乱を測り縄として張り/空虚を錘として下げられる。

      イザヤ書 34章13節 - 15節
      34章13節 その城郭は茨が覆い/その砦にはいらくさとあざみが生え/山犬が住み/駝鳥の宿るところとなる。
      34章14節 荒野の獣はジャッカルに出会い/山羊の魔神はその友を呼び/夜の魔女は、そこに休息を求め/休む所を見つける。
      34章15節 ふくろうは、そこに巣を作って卵を産み/卵をかえして、雛を翼の陰に集める。そこに鳶も、雌も雄も共に集まる。

      エレミヤ書 50章39節
      50章39節 それゆえ、ハイエナがジャッカルと共に住み/駝鳥がそこに住み着く。そこに住む者は、もはや永久にない。宿る者も、世々にわたってないであろう。

      エレミヤ書 51章37節
      51章37節 バビロンは、瓦礫の山/ジャッカルの住みかとなり/恐怖と嘲りの的となり/住む者はひとりもいなくなる。

      ゼファニヤ書 2章14節 - 15節
      2章14節 そこには、あらゆる獣が/それぞれ群れをなして伏す。ふくろうと山あらしは柱頭に宿り/その声は窓にこだまする。杉の板ははがされ、荒廃は敷居に及ぶ。
      2章15節 これが、かつてにぎやかであった都だろうか。かつて、人々は安らかに住み、心の中で/「わたしだけだ。わたしのほかにだれもいない」と言っていた。どうして、都は荒れ果て/獣の伏す所となってしまったのか。ここを通り過ぎる者は皆/驚きのあまり、口笛を吹き、手を横に振る。

  4. [汚れた霊の巣窟]

      ヨハネの黙示録 16章13節
      16章13節 わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。