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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネの黙示録19章20節

しかし、獣は捕らえられ、また、獣の前でしるしを行った偽預言者も、一緒に捕らえられた。このしるしによって、獣の刻印を受けた者や、獣の像を拝んでいた者どもは、惑わされていたのであった。獣と偽預言者の両者は、生きたまま硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。 [→ネストレ引照]

  1. [しるしを行った]

      ヨハネの黙示録 13章13節
      13章13節 そして、大きなしるしを行って、人々の前で天から地上へ火を降らせた。

  2. [刻印を受けた者]

      ヨハネの黙示録 13章16節 - 17節
      13章16節 また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。
      13章17節 そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。

  3. [惑わされていた]

      ヨハネの黙示録 13章4節
      13章4節 竜が自分の権威をこの獣に与えたので、人々は竜を拝んだ。人々はまた、この獣をも拝んでこう言った。「だれが、この獣と肩を並べることができようか。だれが、この獣と戦うことができようか。」

  4. [偽預言者]

      ヨハネの黙示録 16章13節
      16章13節 わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。

  5. [硫黄の燃えている]

      イザヤ書 30章33節
      30章33節 焼き場は既に用意され/王のために深く広く造られ/燃やすための木が積まれ/多くの薪が置かれ/主の息が焼き尽くす硫黄の流れのように/そこに臨む。

      ヨハネの黙示録 14章10節
      14章10節 その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。

  6. [火の池]

      ダニエル書 7章11節
      7章11節 さて、その間にもこの角は尊大なことを語り続けていたが、ついにその獣は殺され、死体は破壊されて燃え盛る火に投げ込まれた。

      ヨハネの黙示録 21章8節
      21章8節 しかし、おくびょうな者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、みだらな行いをする者、魔術を使う者、偶像を拝む者、すべてうそを言う者、このような者たちに対する報いは、火と硫黄の燃える池である。それが、第二の死である。」

  7. [投げ込まれた]

      ヨハネの黙示録 20章10節
      20章10節 そして彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄の池に投げ込まれた。そこにはあの獣と偽預言者がいる。そして、この者どもは昼も夜も世々限りなく責めさいなまれる。

      ヨハネの黙示録 20章14節 - 15節
      20章14節 死も陰府も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
      20章15節 その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。