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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネの黙示録20章10節

そして彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄の池に投げ込まれた。そこにはあの獣と偽預言者がいる。そして、この者どもは昼も夜も世々限りなく責めさいなまれる。 [→ネストレ引照]

  1. [惑わした悪魔]

      ヨハネの黙示録 20章3節
      20章3節 底なしの淵に投げ入れ、鍵をかけ、その上に封印を施して、千年が終わるまで、もうそれ以上、諸国の民を惑わさないようにした。その後で、竜はしばらくの間、解放されるはずである。

      ヨハネの黙示録 20章8節
      20章8節 地上の四方にいる諸国の民、ゴグとマゴグを惑わそうとして出て行き、彼らを集めて戦わせようとする。その数は海の砂のように多い。

  2. [火と硫黄の池に投げ込まれた]

      ヨハネの黙示録 19章20節
      19章20節 しかし、獣は捕らえられ、また、獣の前でしるしを行った偽預言者も、一緒に捕らえられた。このしるしによって、獣の刻印を受けた者や、獣の像を拝んでいた者どもは、惑わされていたのであった。獣と偽預言者の両者は、生きたまま硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。

      ヨハネの黙示録 20章14節 - 15節
      20章14節 死も陰府も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
      20章15節 その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。

  3. [偽預言者がいる]

      ヨハネの黙示録 16章13節
      16章13節 わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。

  4. [昼も夜も世々限りなく責めさいなまれる]

      ヨハネの黙示録 14章10節 - 11節
      14章10節 その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。
      14章11節 その苦しみの煙は、世々限りなく立ち上り、獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も安らぐことはない。」