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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネの黙示録22章19節

また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる。 [→ネストレ引照]

  1. [この預言の書の言葉]

      ヨハネの黙示録 22章7節
      22章7節 見よ、わたしはすぐに来る。この書物の預言の言葉を守る者は、幸いである。」

  2. [この書物に書いてある]

      ヨハネの黙示録 22章18節
      22章18節 この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証しする。これに付け加える者があれば、神はこの書物に書いてある災いをその者に加えられる。

  3. [命の木]

      ヨハネの黙示録 2章7節
      2章7節 耳ある者は、“霊”が諸教会に告げることを聞くがよい。勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。」』

      ヨハネの黙示録 22章2節
      22章2節 川は、都の大通りの中央を流れ、その両岸には命の木があって、年に十二回実を結び、毎月実をみのらせる。そして、その木の葉は諸国の民の病を治す。

      ヨハネの黙示録 22章14節
      22章14節 命の木に対する権利を与えられ、門を通って都に入れるように、自分の衣を洗い清める者は幸いである。

  4. [聖なる都]

      ヨハネの黙示録 21章10節 - 22節
      21章10節 この天使が、“霊”に満たされたわたしを大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のもとを離れて、天から下って来るのを見せた。
      21章11節 都は神の栄光に輝いていた。その輝きは、最高の宝石のようであり、透き通った碧玉のようであった。
      21章12節 都には、高い大きな城壁と十二の門があり、それらの門には十二人の天使がいて、名が刻みつけてあった。イスラエルの子らの十二部族の名であった。
      21章13節 東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。
      21章14節 都の城壁には十二の土台があって、それには小羊の十二使徒の十二の名が刻みつけてあった。
      21章15節 わたしに語りかけた天使は、都とその門と城壁とを測るために、金の物差しを持っていた。
      21章16節 この都は四角い形で、長さと幅が同じであった。天使が物差しで都を測ると、一万二千スタディオンあった。長さも幅も高さも同じである。
      21章17節 また、城壁を測ると、百四十四ペキスであった。これは人間の物差しによって測ったもので、天使が用いたものもこれである。
      21章18節 都の城壁は碧玉で築かれ、都は透き通ったガラスのような純金であった。
      21章19節 都の城壁の土台石は、あらゆる宝石で飾られていた。第一の土台石は碧玉、第二はサファイア、第三はめのう、第四はエメラルド、
      21章20節 第五は赤縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。
      21章21節 また、十二の門は十二の真珠であって、どの門もそれぞれ一個の真珠でできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。
      21章22節 わたしは、都の中に神殿を見なかった。全能者である神、主と小羊とが都の神殿だからである。