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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マタイによる福音書13章18節

          ◆「種を蒔く人」のたとえの説明

「だから、種を蒔く人のたとえを聞きなさい。

  1. [(18−23)]

    マルコによる福音書 4章13節 - 20節
              ◆「種を蒔く人」のたとえの説明
    4章13節 また、イエスは言われた。「このたとえが分からないのか。では、どうしてほかのたとえが理解できるだろうか。
    4章14節 種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである。
    4章15節 道端のものとは、こういう人たちである。そこに御言葉が蒔かれ、それを聞いても、すぐにサタンが来て、彼らに蒔かれた御言葉を奪い去る。
    4章16節 石だらけの所に蒔かれるものとは、こういう人たちである。御言葉を聞くとすぐ喜んで受け入れるが、
    4章17節 自分には根がないので、しばらくは続いても、後で御言葉のために艱難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまう。
    4章18節 また、ほかの人たちは茨の中に蒔かれるものである。この人たちは御言葉を聞くが、
    4章19節 この世の思い煩いや富の誘惑、その他いろいろな欲望が心に入り込み、御言葉を覆いふさいで実らない。
    4章20節 良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は三十倍、ある者は六十倍、ある者は百倍の実を結ぶのである。」

  2. [(18−23)]

    ルカによる福音書 8章11節 - 15節
              ◆「種を蒔く人」のたとえの説明
    8章11節 「このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。
    8章12節 道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。
    8章13節 石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。
    8章14節 そして、茨の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思い煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟するまでに至らない人たちである。
    8章15節 良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」