マタイによる福音書13章24節
 ◆「毒麦」のたとえ
イエスは、別のたとえを持ち出して言われた。「天の国は次のようにたとえられる。ある人が良い種を畑に蒔いた。
●マタイによる福音書 13章36節 - 43節
          ◆「毒麦」のたとえの説明
13章36節 それから、イエスは群衆を後に残して家にお入りになった。すると、弟子たちがそばに寄って来て、「畑の毒麦のたとえを説明してください」と言った。
13章37節 イエスはお答えになった。「良い種を蒔く者は人の子、
13章38節 畑は世界、良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らである。
13章39節 毒麦を蒔いた敵は悪魔、刈り入れは世の終わりのことで、刈り入れる者は天使たちである。
13章40節 だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終わりにもそうなるのだ。
13章41節 人の子は天使たちを遣わし、つまずきとなるものすべてと不法を行う者どもを自分の国から集めさせ、
13章42節 燃え盛る炉の中に投げ込ませるのである。彼らは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。
13章43節 そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。耳のある者は聞きなさい。」