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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マタイによる福音書13章53節

          ◆ナザレで受け入れられない

イエスはこれらのたとえを語り終えると、そこを去り、

  1. [ --- ]

    マタイによる福音書 7章28節!
    7章28節 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。

  2. [(53−58)]

    マルコによる福音書 6章1節 - 6節
              ◆ナザレで受け入れられない
    6章1節 イエスはそこを去って故郷にお帰りになったが、弟子たちも従った。
    6章2節 安息日になったので、イエスは会堂で教え始められた。多くの人々はそれを聞いて、驚いて言った。「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と、その手で行われるこのような奇跡はいったい何か。
    6章3節 この人は、大工ではないか。マリアの息子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。姉妹たちは、ここで我々と一緒に住んでいるではないか。」このように、人々はイエスにつまずいた。
    6章4節 イエスは、「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである」と言われた。
    6章5節 そこでは、ごくわずかの病人に手を置いていやされただけで、そのほかは何も奇跡を行うことがおできにならなかった。
    6章6節 そして、人々の不信仰に驚かれた。
              ◆十二人を派遣する
    6章6節 それから、イエスは付近の村を巡り歩いてお教えになった。

  3. [(53−58)]

    ルカによる福音書 4章16節 - 30節
              ◆ナザレで受け入れられない
    4章16節 イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。
    4章17節 預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある個所が目に留まった。
    4章18節 「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、/主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、/捕らわれている人に解放を、/目の見えない人に視力の回復を告げ、/圧迫されている人を自由にし、
    4章19節 主の恵みの年を告げるためである。」
    4章20節 イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。
    4章21節 そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。
    4章22節 皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。「この人はヨセフの子ではないか。」
    4章23節 イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」
    4章24節 そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。
    4章25節 確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、
    4章26節 エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。
    4章27節 また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」
    4章28節 これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、
    4章29節 総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。
    4章30節 しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。