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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マタイによる福音書14章3節

実はヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアのことでヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていた。

  1. [(3−12)]

    マルコによる福音書 6章17節 - 29節
    6章17節 実は、ヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、そのことで人をやってヨハネを捕らえさせ、牢につないでいた。
    6章18節 ヨハネが、「自分の兄弟の妻と結婚することは、律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。
    6章19節 そこで、ヘロディアはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。
    6章20節 なぜなら、ヘロデが、ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ、保護し、また、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、なお喜んで耳を傾けていたからである。
    6章21節 ところが、良い機会が訪れた。ヘロデが、自分の誕生日の祝いに高官や将校、ガリラヤの有力者などを招いて宴会を催すと、
    6章22節 ヘロディアの娘が入って来て踊りをおどり、ヘロデとその客を喜ばせた。そこで、王は少女に、「欲しいものがあれば何でも言いなさい。お前にやろう」と言い、
    6章23節 更に、「お前が願うなら、この国の半分でもやろう」と固く誓ったのである。
    6章24節 少女が座を外して、母親に、「何を願いましょうか」と言うと、母親は、「洗礼者ヨハネの首を」と言った。
    6章25節 早速、少女は大急ぎで王のところに行き、「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、いただきとうございます」と願った。
    6章26節 王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。
    6章27節 そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、
    6章28節 盆に載せて持って来て少女に渡し、少女はそれを母親に渡した。
    6章29節 ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。

  2. [(3−12)]

    ルカによる福音書 3章19節 - 20節
    3章19節 ところで、領主ヘロデは、自分の兄弟の妻ヘロディアとのことについて、また、自分の行ったあらゆる悪事について、ヨハネに責められたので、
    3章20節 ヨハネを牢に閉じ込めた。こうしてヘロデは、それまでの悪事にもう一つの悪事を加えた。

  3. [ --- ]

    マタイによる福音書 4章12節
              ◆ガリラヤで伝道を始める
    4章12節 イエスは、ヨハネが捕らえられたと聞き、ガリラヤに退かれた。