-bgcolor

ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マタイによる福音書6章12節

わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。

  1. [ --- ]

    マタイによる福音書 6章14節 - 15節
    6章14節 もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。
    6章15節 しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」

    マタイによる福音書 18章21節 - 35節
              ◆「仲間を赦さない家来」のたとえ
    18章21節 そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
    18章22節 イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
    18章23節 そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。
    18章24節 決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。
    18章25節 しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。
    18章26節 家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。
    18章27節 その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。
    18章28節 ところが、この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。
    18章29節 仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。
    18章30節 しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。
    18章31節 仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、主君の前に出て事件を残らず告げた。
    18章32節 そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。
    18章33節 わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』
    18章34節 そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。
    18章35節 あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」

    シラ書[集会の書] 28章2節
    28章2節 隣人から受けた不正を赦せ。そうすれば、/願い求めるとき、お前の罪は赦される。