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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マルコによる福音書13章14節

          ◆大きな苦難を予告する

「憎むべき破壊者が立ってはならない所に立つのを見たら――読者は悟れ――、そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。

  1. [13−20]

    マタイによる福音書 24章15節 - 22節
              ◆大きな苦難を予告する
    24章15節 「預言者ダニエルの言った憎むべき破壊者が、聖なる場所に立つのを見たら――読者は悟れ――、
    24章16節 そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。
    24章17節 屋上にいる者は、家にある物を取り出そうとして下に降りてはならない。
    24章18節 畑にいる者は、上着を取りに帰ってはならない。
    24章19節 それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。
    24章20節 逃げるのが冬や安息日にならないように、祈りなさい。
    24章21節 そのときには、世界の初めから今までなく、今後も決してないほどの大きな苦難が来るからである。
    24章22節 神がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、神は選ばれた人たちのために、その期間を縮めてくださるであろう。

    ルカによる福音書 21章20節 - 24節
              ◆エルサレムの滅亡を予告する
    21章20節 「エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。
    21章21節 そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。都の中にいる人々は、そこから立ち退きなさい。田舎にいる人々は都に入ってはならない。
    21章22節 書かれていることがことごとく実現する報復の日だからである。
    21章23節 それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。この地には大きな苦しみがあり、この民には神の怒りが下るからである。
    21章24節 人々は剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれる。異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。」

  2. [ --- ]

    ダニエル書 12章11節
    12章11節 日ごとの供え物が廃止され、憎むべき荒廃をもたらすものが立てられてから、千二百九十日が定められている。

    ダニエル書 11章31節
    11章31節 彼は軍隊を派遣して、砦すなわち聖所を汚し、日ごとの供え物を廃止し、憎むべき荒廃をもたらすものを立てる。

    ダニエル書 9章27節
    9章27節 彼は一週の間、多くの者と同盟を固め/半週でいけにえと献げ物を廃止する。憎むべきものの翼の上に荒廃をもたらすものが座す。そしてついに、定められた破滅が荒廃の上に注がれる。」

    テサロニケの信徒への手紙二 2章3節 - 4節
    2章3節 だれがどのような手段を用いても、だまされてはいけません。なぜなら、まず、神に対する反逆が起こり、不法の者、つまり、滅びの子が出現しなければならないからです。
    2章4節 この者は、すべて神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して、傲慢にふるまい、ついには、神殿に座り込み、自分こそは神であると宣言するのです。

    エゼキエル書 7章12節 - 16節
    7章12節 時が来る。その日が到来する。買う者も喜ぶな、売る者も悲しむな。怒りが、国の群衆すべてに及ぶからだ。
    7章13節 売る者がたとえ生き長らえても/売った物を買い戻すことはできない。すべての群衆に対する審判の幻が/撤回されないからだ。罪のゆえに、だれひとり命を保つことはできない。
    7章14節 角笛が吹き鳴らされ、準備がすべて整っても/だれひとり戦いに出る者はない。わたしの怒りが群衆のすべてに及ぶからだ。
    7章15節 外には剣があり、内には疫病と飢饉がある。野にいる者は、剣にかけられて死に/町にいる者は、飢えと疫病が滅ぼす。
    7章16節 たとえ、逃れた者たちが逃れて山に行っても/皆、おのおの自分の罪のゆえに/谷間の鳩のように嘆く。