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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マルコによる福音書15章22節

そして、イエスをゴルゴタという所――その意味は「されこうべの場所」――に連れて行った。

  1. [22−26]

    マタイによる福音書 27章33節 - 37節
    27章33節 そして、ゴルゴタという所、すなわち「されこうべの場所」に着くと、
    27章34節 苦いものを混ぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、イエスはなめただけで、飲もうとされなかった。
    27章35節 彼らはイエスを十字架につけると、くじを引いてその服を分け合い、
    27章36節 そこに座って見張りをしていた。
    27章37節 イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王イエスである」と書いた罪状書きを掲げた。

    ルカによる福音書 23章33節 - 34節
    23章33節 「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。
    23章34節 〔そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」〕人々はくじを引いて、イエスの服を分け合った。

    ヨハネによる福音書 19章17節 - 19章24節
    19章17節 イエスは、自ら十字架を背負い、いわゆる「されこうべの場所」、すなわちヘブライ語でゴルゴタという所へ向かわれた。
    19章18節 そこで、彼らはイエスを十字架につけた。また、イエスと一緒にほかの二人をも、イエスを真ん中にして両側に、十字架につけた。
    19章19節 ピラトは罪状書きを書いて、十字架の上に掛けた。それには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書いてあった。
    19章20節 イエスが十字架につけられた場所は都に近かったので、多くのユダヤ人がその罪状書きを読んだ。それは、ヘブライ語、ラテン語、ギリシア語で書かれていた。
    19章21節 ユダヤ人の祭司長たちがピラトに、「『ユダヤ人の王』と書かず、『この男は「ユダヤ人の王」と自称した』と書いてください」と言った。
    19章22節 しかし、ピラトは、「わたしが書いたものは、書いたままにしておけ」と答えた。
    19章23節 兵士たちは、イエスを十字架につけてから、その服を取り、四つに分け、各自に一つずつ渡るようにした。下着も取ってみたが、それには縫い目がなく、上から下まで一枚織りであった。
    19章24節 そこで、「これは裂かないで、だれのものになるか、くじ引きで決めよう」と話し合った。それは、/「彼らはわたしの服を分け合い、/わたしの衣服のことでくじを引いた」という聖書の言葉が実現するためであった。兵士たちはこのとおりにしたのである。