ルカによる福音書12章36節
主人が婚宴から帰って来て戸をたたくとき、すぐに開けようと待っている人のようにしていなさい。
●マタイによる福音書 25章1節 - 13節
          ◆「十人のおとめ」のたとえ
25章1節 「そこで、天の国は次のようにたとえられる。十人のおとめがそれぞれともし火を持って、花婿を迎えに出て行く。
25章2節 そのうちの五人は愚かで、五人は賢かった。
25章3節 愚かなおとめたちは、ともし火は持っていたが、油の用意をしていなかった。
25章4節 賢いおとめたちは、それぞれのともし火と一緒に、壺に油を入れて持っていた。
25章5節 ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆眠気がさして眠り込んでしまった。
25章6節 真夜中に『花婿だ。迎えに出なさい』と叫ぶ声がした。
25章7節 そこで、おとめたちは皆起きて、それぞれのともし火を整えた。
25章8節 愚かなおとめたちは、賢いおとめたちに言った。『油を分けてください。わたしたちのともし火は消えそうです。』
25章9節 賢いおとめたちは答えた。『分けてあげるほどはありません。それより、店に行って、自分の分を買って来なさい。』
25章10節 愚かなおとめたちが買いに行っている間に、花婿が到着して、用意のできている五人は、花婿と一緒に婚宴の席に入り、戸が閉められた。
25章11節 その後で、ほかのおとめたちも来て、『御主人様、御主人様、開けてください』と言った。
25章12節 しかし主人は、『はっきり言っておく。わたしはお前たちを知らない』と答えた。
25章13節 だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」
●ヨハネの黙示録 3章20節
3章20節 見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。