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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

ルカによる福音書24章27節

そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。

  1. [ --- ]

    申命記 18章15節
              ◆預言者を立てる約束
    18章15節 あなたの神、主はあなたの中から、あなたの同胞の中から、わたしのような預言者を立てられる。あなたたちは彼に聞き従わねばならない。

    詩篇 22章1節 - 32節
    22章1節 【指揮者によって。「暁の雌鹿」に合わせて。賛歌。ダビデの詩。】
    22章2節 わたしの神よ、わたしの神よ/なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず/呻きも言葉も聞いてくださらないのか。
    22章3節 わたしの神よ/昼は、呼び求めても答えてくださらない。夜も、黙ることをお許しにならない。
    22章4節 だがあなたは、聖所にいまし/イスラエルの賛美を受ける方。
    22章5節 わたしたちの先祖はあなたに依り頼み/依り頼んで、救われて来た。
    22章6節 助けを求めてあなたに叫び、救い出され/あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。
    22章7節 わたしは虫けら、とても人とはいえない。人間の屑、民の恥。
    22章8節 わたしを見る人は皆、わたしを嘲笑い/唇を突き出し、頭を振る。
    22章9節 「主に頼んで救ってもらうがよい。主が愛しておられるなら/助けてくださるだろう。」
    22章10節 わたしを母の胎から取り出し/その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。
    22章11節 母がわたしをみごもったときから/わたしはあなたにすがってきました。母の胎にあるときから、あなたはわたしの神。
    22章12節 わたしを遠く離れないでください/苦難が近づき、助けてくれる者はいないのです。
    22章13節 雄牛が群がってわたしを囲み/バシャンの猛牛がわたしに迫る。
    22章14節 餌食を前にした獅子のようにうなり/牙をむいてわたしに襲いかかる者がいる。
    22章15節 わたしは水となって注ぎ出され/骨はことごとくはずれ/心は胸の中で蝋のように溶ける。
    22章16節 口は渇いて素焼きのかけらとなり/舌は上顎にはり付く。あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。
    22章17節 犬どもがわたしを取り囲み/さいなむ者が群がってわたしを囲み/獅子のようにわたしの手足を砕く。
    22章18節 骨が数えられる程になったわたしのからだを/彼らはさらしものにして眺め
    22章19節 わたしの着物を分け/衣を取ろうとしてくじを引く。
    22章20節 主よ、あなただけは/わたしを遠く離れないでください。わたしの力の神よ/今すぐにわたしを助けてください。
    22章21節 わたしの魂を剣から救い出し/わたしの身を犬どもから救い出してください。
    22章22節 獅子の口、雄牛の角からわたしを救い/わたしに答えてください。
    22章23節 わたしは兄弟たちに御名を語り伝え/集会の中であなたを賛美します。
    22章24節 主を畏れる人々よ、主を賛美せよ。ヤコブの子孫は皆、主に栄光を帰せよ。イスラエルの子孫は皆、主を恐れよ。
    22章25節 主は貧しい人の苦しみを/決して侮らず、さげすまれません。御顔を隠すことなく/助けを求める叫びを聞いてくださいます。
    22章26節 それゆえ、わたしは大いなる集会で/あなたに賛美をささげ/神を畏れる人々の前で満願の献げ物をささげます。
    22章27節 貧しい人は食べて満ち足り/主を尋ね求める人は主を賛美します。いつまでも健やかな命が与えられますように。
    22章28節 地の果てまで/すべての人が主を認め、御もとに立ち帰り/国々の民が御前にひれ伏しますように。
    22章29節 王権は主にあり、主は国々を治められます。
    22章30節 命に溢れてこの地に住む者はことごとく/主にひれ伏し/塵に下った者もすべて御前に身を屈めます。わたしの魂は必ず命を得
    22章31節 -32節子孫は神に仕え/主のことを来るべき代に語り伝え/成し遂げてくださった恵みの御業を/民の末に告げ知らせるでしょう。

    イザヤ書 53章1節 - 12節
    53章1節 わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。
    53章2節 乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように/この人は主の前に育った。見るべき面影はなく/輝かしい風格も、好ましい容姿もない。
    53章3節 彼は軽蔑され、人々に見捨てられ/多くの痛みを負い、病を知っている。彼はわたしたちに顔を隠し/わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。
    53章4節 彼が担ったのはわたしたちの病/彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに/わたしたちは思っていた/神の手にかかり、打たれたから/彼は苦しんでいるのだ、と。
    53章5節 彼が刺し貫かれたのは/わたしたちの背きのためであり/彼が打ち砕かれたのは/わたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって/わたしたちに平和が与えられ/彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。
    53章6節 わたしたちは羊の群れ/道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。そのわたしたちの罪をすべて/主は彼に負わせられた。
    53章7節 苦役を課せられて、かがみ込み/彼は口を開かなかった。屠り場に引かれる小羊のように/毛を切る者の前に物を言わない羊のように/彼は口を開かなかった。
    53章8節 捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか/わたしの民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり/命ある者の地から断たれたことを。
    53章9節 彼は不法を働かず/その口に偽りもなかったのに/その墓は神に逆らう者と共にされ/富める者と共に葬られた。
    53章10節 病に苦しむこの人を打ち砕こうと主は望まれ/彼は自らを償いの献げ物とした。彼は、子孫が末永く続くのを見る。主の望まれることは/彼の手によって成し遂げられる。
    53章11節 彼は自らの苦しみの実りを見/それを知って満足する。わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために/彼らの罪を自ら負った。
    53章12節 それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし/彼は戦利品としておびただしい人を受ける。彼が自らをなげうち、死んで/罪人のひとりに数えられたからだ。多くの人の過ちを担い/背いた者のために執り成しをしたのは/この人であった。

    使徒言行録 3章18節
    3章18節 しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。

    使徒言行録 3章21節 - 25節
    3章21節 このイエスは、神が聖なる預言者たちの口を通して昔から語られた、万物が新しくなるその時まで、必ず天にとどまることになっています。
    3章22節 モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。
    3章23節 この預言者に耳を傾けない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。』
    3章24節 預言者は皆、サムエルをはじめその後に預言した者も、今の時について告げています。
    3章25節 あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。『地上のすべての民族は、あなたから生まれる者によって祝福を受ける』と、神はアブラハムに言われました。

    使徒言行録 8章30節 - 35節
    8章30節 フィリポが走り寄ると、預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえたので、「読んでいることがお分かりになりますか」と言った。
    8章31節 宦官は、「手引きしてくれる人がなければ、どうして分かりましょう」と言い、馬車に乗ってそばに座るようにフィリポに頼んだ。
    8章32節 彼が朗読していた聖書の個所はこれである。「彼は、羊のように屠り場に引かれて行った。毛を刈る者の前で黙している小羊のように、/口を開かない。
    8章33節 卑しめられて、その裁きも行われなかった。だれが、その子孫について語れるだろう。彼の命は地上から取り去られるからだ。」
    8章34節 宦官はフィリポに言った。「どうぞ教えてください。預言者は、だれについてこう言っているのでしょうか。自分についてですか。だれかほかの人についてですか。」
    8章35節 そこで、フィリポは口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた。

    ルカによる福音書 24章44節
    24章44節 イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」

    使徒言行録 26章22節!
    26章22節 ところで、私は神からの助けを今日までいただいて、固く立ち、小さな者にも大きな者にも証しをしてきましたが、預言者たちやモーセが必ず起こると語ったこと以外には、何一つ述べていません。