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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

ルカによる福音書8章9節

          ◆たとえを用いて話す理由

弟子たちは、このたとえはどんな意味かと尋ねた。

  1. [9−10]

    マタイによる福音書 13章10節 - 17節
              ◆たとえを用いて話す理由
    13章10節 弟子たちはイエスに近寄って、「なぜ、あの人たちにはたとえを用いてお話しになるのですか」と言った。
    13章11節 イエスはお答えになった。「あなたがたには天の国の秘密を悟ることが許されているが、あの人たちには許されていないからである。
    13章12節 持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。
    13章13節 だから、彼らにはたとえを用いて話すのだ。見ても見ず、聞いても聞かず、理解できないからである。
    13章14節 イザヤの預言は、彼らによって実現した。『あなたたちは聞くには聞くが、決して理解せず、/見るには見るが、決して認めない。
    13章15節 この民の心は鈍り、/耳は遠くなり、/目は閉じてしまった。こうして、彼らは目で見ることなく、/耳で聞くことなく、/心で理解せず、悔い改めない。わたしは彼らをいやさない。』
    13章16節 しかし、あなたがたの目は見ているから幸いだ。あなたがたの耳は聞いているから幸いだ。
    13章17節 はっきり言っておく。多くの預言者や正しい人たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

    マルコによる福音書 4章10節 - 12節
              ◆たとえを用いて話す理由
    4章10節 イエスがひとりになられたとき、十二人と一緒にイエスの周りにいた人たちとがたとえについて尋ねた。
    4章11節 そこで、イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密が打ち明けられているが、外の人々には、すべてがたとえで示される。
    4章12節 それは、/『彼らが見るには見るが、認めず、/聞くには聞くが、理解できず、/こうして、立ち帰って赦されることがない』/ようになるためである。」