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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

ヨハネによる福音書18章13節

まず、アンナスのところへ連れて行った。彼が、その年の大祭司カイアファのしゅうとだったからである。

  1. [(13−24)]

    マタイによる福音書 26章57節 - 68節
              ◆最高法院で裁判を受ける
    26章57節 人々はイエスを捕らえると、大祭司カイアファのところへ連れて行った。そこには、律法学者たちや長老たちが集まっていた。
    26章58節 ペトロは遠く離れてイエスに従い、大祭司の屋敷の中庭まで行き、事の成り行きを見ようと、中に入って、下役たちと一緒に座っていた。
    26章59節 さて、祭司長たちと最高法院の全員は、死刑にしようとしてイエスにとって不利な偽証を求めた。
    26章60節 偽証人は何人も現れたが、証拠は得られなかった。最後に二人の者が来て、
    26章61節 「この男は、『神の神殿を打ち倒し、三日あれば建てることができる』と言いました」と告げた。
    26章62節 そこで、大祭司は立ち上がり、イエスに言った。「何も答えないのか、この者たちがお前に不利な証言をしているが、どうなのか。」
    26章63節 イエスは黙り続けておられた。大祭司は言った。「生ける神に誓って我々に答えよ。お前は神の子、メシアなのか。」
    26章64節 イエスは言われた。「それは、あなたが言ったことです。しかし、わたしは言っておく。あなたたちはやがて、/人の子が全能の神の右に座り、/天の雲に乗って来るのを見る。」
    26章65節 そこで、大祭司は服を引き裂きながら言った。「神を冒涜した。これでもまだ証人が必要だろうか。諸君は今、冒涜の言葉を聞いた。
    26章66節 どう思うか。」人々は、「死刑にすべきだ」と答えた。
    26章67節 そして、イエスの顔に唾を吐きかけ、こぶしで殴り、ある者は平手で打ちながら、
    26章68節 「メシア、お前を殴ったのはだれか。言い当ててみろ」と言った。

    マルコによる福音書 14章53節 - 65節
              ◆最高法院で裁判を受ける
    14章53節 人々は、イエスを大祭司のところへ連れて行った。祭司長、長老、律法学者たちが皆、集まって来た。
    14章54節 ペトロは遠く離れてイエスに従い、大祭司の屋敷の中庭まで入って、下役たちと一緒に座って、火にあたっていた。
    14章55節 祭司長たちと最高法院の全員は、死刑にするためイエスにとって不利な証言を求めたが、得られなかった。
    14章56節 多くの者がイエスに不利な偽証をしたが、その証言は食い違っていたからである。
    14章57節 すると、数人の者が立ち上がって、イエスに不利な偽証をした。
    14章58節 「この男が、『わたしは人間の手で造ったこの神殿を打ち倒し、三日あれば、手で造らない別の神殿を建ててみせる』と言うのを、わたしたちは聞きました。」
    14章59節 しかし、この場合も、彼らの証言は食い違った。
    14章60節 そこで、大祭司は立ち上がり、真ん中に進み出て、イエスに尋ねた。「何も答えないのか、この者たちがお前に不利な証言をしているが、どうなのか。」
    14章61節 しかし、イエスは黙り続け何もお答えにならなかった。そこで、重ねて大祭司は尋ね、「お前はほむべき方の子、メシアなのか」と言った。
    14章62節 イエスは言われた。「そうです。あなたたちは、人の子が全能の神の右に座り、/天の雲に囲まれて来るのを見る。」
    14章63節 大祭司は、衣を引き裂きながら言った。「これでもまだ証人が必要だろうか。
    14章64節 諸君は冒涜の言葉を聞いた。どう考えるか。」一同は、死刑にすべきだと決議した。
    14章65節 それから、ある者はイエスに唾を吐きかけ、目隠しをしてこぶしで殴りつけ、「言い当ててみろ」と言い始めた。また、下役たちは、イエスを平手で打った。

    ルカによる福音書 22章54節 - 71節
              ◆イエス、逮捕されるペトロ、イエスを知らないと言う
    22章54節 人々はイエスを捕らえ、引いて行き、大祭司の家に連れて入った。ペトロは遠く離れて従った。
    22章55節 人々が屋敷の中庭の中央に火をたいて、一緒に座っていたので、ペトロも中に混じって腰を下ろした。
    22章56節 するとある女中が、ペトロがたき火に照らされて座っているのを目にして、じっと見つめ、「この人も一緒にいました」と言った。
    22章57節 しかし、ペトロはそれを打ち消して、「わたしはあの人を知らない」と言った。
    22章58節 少したってから、ほかの人がペトロを見て、「お前もあの連中の仲間だ」と言うと、ペトロは、「いや、そうではない」と言った。
    22章59節 一時間ほどたつと、また別の人が、「確かにこの人も一緒だった。ガリラヤの者だから」と言い張った。
    22章60節 だが、ペトロは、「あなたの言うことは分からない」と言った。まだこう言い終わらないうちに、突然鶏が鳴いた。
    22章61節 主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、「今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われた主の言葉を思い出した。
    22章62節 そして外に出て、激しく泣いた。
              ◆暴行を受ける
    22章63節 さて、見張りをしていた者たちは、イエスを侮辱したり殴ったりした。
    22章64節 そして目隠しをして、「お前を殴ったのはだれか。言い当ててみろ」と尋ねた。
    22章65節 そのほか、さまざまなことを言ってイエスをののしった。
              ◆最高法院で裁判を受ける
    22章66節 夜が明けると、民の長老会、祭司長たちや律法学者たちが集まった。そして、イエスを最高法院に連れ出して、
    22章67節 「お前がメシアなら、そうだと言うがよい」と言った。イエスは言われた。「わたしが言っても、あなたたちは決して信じないだろう。
    22章68節 わたしが尋ねても、決して答えないだろう。
    22章69節 しかし、今から後、人の子は全能の神の右に座る。」
    22章70節 そこで皆の者が、「では、お前は神の子か」と言うと、イエスは言われた。「わたしがそうだとは、あなたたちが言っている。」
    22章71節 人々は、「これでもまだ証言が必要だろうか。我々は本人の口から聞いたのだ」と言った。

  2. [ --- ]

    ヨハネによる福音書 18章24節
    18章24節 アンナスは、イエスを縛ったまま、大祭司カイアファのもとに送った。

    マタイによる福音書 26章3節!
    26章3節 そのころ、祭司長たちや民の長老たちは、カイアファという大祭司の屋敷に集まり、