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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

使徒言行録19章6節

パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、その人たちは異言を話したり、預言をしたりした。

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    使徒言行録 6章6節!
    6章6節 使徒たちの前に立たせた。使徒たちは、祈って彼らの上に手を置いた。

    使徒言行録 8章15節!
    8章15節 二人はサマリアに下って行き、聖霊を受けるようにとその人々のために祈った。

    使徒言行録 2章4節
    2章4節 すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。

    使徒言行録 2章11節
    2章11節 ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」

    使徒言行録 10章46節
    10章46節 異邦人が異言を話し、また神を賛美しているのを、聞いたからである。そこでペトロは、

    マルコによる福音書 16章17節
    16章17節 信じる者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。

    コリントの信徒への手紙一 14章1節 - 40節
              ◆異言と預言
    14章1節 愛を追い求めなさい。霊的な賜物、特に預言するための賜物を熱心に求めなさい。
    14章2節 異言を語る者は、人に向かってではなく、神に向かって語っています。それはだれにも分かりません。彼は霊によって神秘を語っているのです。
    14章3節 しかし、預言する者は、人に向かって語っているので、人を造り上げ、励まし、慰めます。
    14章4節 異言を語る者が自分を造り上げるのに対して、預言する者は教会を造り上げます。
    14章5節 あなたがた皆が異言を語れるにこしたことはないと思いますが、それ以上に、預言できればと思います。異言を語る者がそれを解釈するのでなければ、教会を造り上げるためには、預言する者の方がまさっています。
    14章6節 だから兄弟たち、わたしがあなたがたのところに行って異言を語ったとしても、啓示か知識か預言か教えかによって語らなければ、あなたがたに何の役に立つでしょう。
    14章7節 笛であれ竪琴であれ、命のない楽器も、もしその音に変化がなければ、何を吹き、何を弾いているのか、どうして分かるでしょう。
    14章8節 ラッパがはっきりした音を出さなければ、だれが戦いの準備をしますか。
    14章9節 同じように、あなたがたも異言で語って、明確な言葉を口にしなければ、何を話しているか、どうして分かってもらえましょう。空に向かって語ることになるからです。
    14章10節 世にはいろいろな種類の言葉があり、どれ一つ意味を持たないものはありません。
    14章11節 だから、もしその言葉の意味が分からないとなれば、話し手にとってわたしは外国人であり、わたしにとってその話し手も外国人であることになります。
    14章12節 あなたがたの場合も同じで、霊的な賜物を熱心に求めているのですから、教会を造り上げるために、それをますます豊かに受けるように求めなさい。
    14章13節 だから、異言を語る者は、それを解釈できるように祈りなさい。
    14章14節 わたしが異言で祈る場合、それはわたしの霊が祈っているのですが、理性は実を結びません。
    14章15節 では、どうしたらよいのでしょうか。霊で祈り、理性でも祈ることにしましょう。霊で賛美し、理性でも賛美することにしましょう。
    14章16節 さもなければ、仮にあなたが霊で賛美の祈りを唱えても、教会に来て間もない人は、どうしてあなたの感謝に「アーメン」と言えるでしょうか。あなたが何を言っているのか、彼には分からないからです。
    14章17節 あなたが感謝するのは結構ですが、そのことで他の人が造り上げられるわけではありません。
    14章18節 わたしは、あなたがたのだれよりも多くの異言を語れることを、神に感謝します。
    14章19節 しかし、わたしは他の人たちをも教えるために、教会では異言で一万の言葉を語るより、理性によって五つの言葉を語る方をとります。
    14章20節 兄弟たち、物の判断については子供となってはいけません。悪事については幼子となり、物の判断については大人になってください。
    14章21節 律法にこう書いてあります。「『異国の言葉を語る人々によって、/異国の人々の唇で/わたしはこの民に語るが、/それでも、彼らはわたしに耳を傾けないだろう』/と主は言われる。」
    14章22節 このように、異言は、信じる者のためではなく、信じていない者のためのしるしですが、預言は、信じていない者のためではなく、信じる者のためのしるしです。
    14章23節 教会全体が一緒に集まり、皆が異言を語っているところへ、教会に来て間もない人か信者でない人が入って来たら、あなたがたのことを気が変だとは言わないでしょうか。
    14章24節 反対に、皆が預言しているところへ、信者でない人か、教会に来て間もない人が入って来たら、彼は皆から非を悟らされ、皆から罪を指摘され、
    14章25節 心の内に隠していたことが明るみに出され、結局、ひれ伏して神を礼拝し、「まことに、神はあなたがたの内におられます」と皆の前で言い表すことになるでしょう。
              ◆集会の秩序
    14章26節 兄弟たち、それではどうすればよいだろうか。あなたがたは集まったとき、それぞれ詩編の歌をうたい、教え、啓示を語り、異言を語り、それを解釈するのですが、すべてはあなたがたを造り上げるためにすべきです。
    14章27節 異言を語る者がいれば、二人かせいぜい三人が順番に語り、一人に解釈させなさい。
    14章28節 解釈する者がいなければ、教会では黙っていて、自分自身と神に対して語りなさい。
    14章29節 預言する者の場合は、二人か三人が語り、他の者たちはそれを検討しなさい。
    14章30節 座っている他の人に啓示が与えられたら、先に語りだしていた者は黙りなさい。
    14章31節 皆が共に学び、皆が共に励まされるように、一人一人が皆、預言できるようにしなさい。
    14章32節 預言者に働きかける霊は、預言者の意に服するはずです。
    14章33節 神は無秩序の神ではなく、平和の神だからです。聖なる者たちのすべての教会でそうであるように、
    14章34節 婦人たちは、教会では黙っていなさい。婦人たちには語ることが許されていません。律法も言っているように、婦人たちは従う者でありなさい。
    14章35節 何か知りたいことがあったら、家で自分の夫に聞きなさい。婦人にとって教会の中で発言するのは、恥ずべきことです。
    14章36節 それとも、神の言葉はあなたがたから出て来たのでしょうか。あるいは、あなたがたにだけ来たのでしょうか。
    14章37節 自分は預言する者であるとか、霊の人であると思っている者がいれば、わたしがここに書いてきたことは主の命令であると認めなさい。
    14章38節 それを認めない者は、その人もまた認められないでしょう。
    14章39節 わたしの兄弟たち、こういうわけですから、預言することを熱心に求めなさい。そして、異言を語ることを禁じてはなりません。
    14章40節 しかし、すべてを適切に、秩序正しく行いなさい。